車の運転中に発生するオーバーレブの意味と原因を解説

車の運転についての話をしていると、オーバーレブと言った言葉を聞くことがある人もいらっしゃるかと思いますが、初心者の人がオーバーレブと聞いてもよく意味がわからないと思いますので、オーバーレブがどのような意味なのかについてご説明します。

結論から言えば、オーバーレブというのはエンジン回転数をレッドゾーン以上に回してしまう事であり、どうしてそのような状態になるのかと言えば単純に運転技術がない人がMTの車で全開走行をするなどをした際の操作ミスによりオーバーレブになります。

当然ですが、オートマ車の場合はオーバーレブというエンジン回転数がレッドゾーンの領域を超えてしまうような状態になることはありませんので、オーバーレブを避けたいのであればオートマ車を運転すればよいだけであり、MT車特有の問題になります。

 

 

目次

オーバーレブをしてしまった場合はどのような不具合が発生する?

 

では、MT車を運転していてオーバーレブの状態になってしまった場合に、どのような不具合が車に発生するのかと言えば、単純にエンジンが壊れますのでかなりの修理代金が発生することになり、オーバーレブの代償が大変高いことを身をもって理解します。

私の友人でも、オーバーレブをしてしまって、エンジンブローになった人が結構いて、その際にはピストンやコンロッドが破損してしまう場合、ヘッドのタペットなどが破損してしまう場合など色々な症状が発生しますがエンジンが普通に動かなくなります。

オーバーレブをしてしまったから確実にエンジンが壊れる訳ではなくて、耐久性が高いエンジンの場合はオーバーレブをしても簡単には壊れないこともありますけど、大抵の場合はレッドゾーンを超えてエンジンをぶん回した場合、その時点でブローです。

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エンジンブローの意味とオーバーレブの関係について。

 

エンジンブローとはエンジンが壊れてしまって動かなくなることであり、エンジンを掛けるとエンジン内からカラカラと音がしますので、もうこのエンジンは駄目なんだと誰が見ても分かる状態になり、修理工場に直行してエンジンオーバーホールになります。

エンジンが壊れる場合、色々な原因があるのですが、大抵はオーバーレブが原因であり、1年、2年放置している車でもエンジンが初動はかかりにくくなることはありますけど、エンジンが破損することは殆どありませんから、オーバーレブですね。

また、運転中にオーバーレブ状態になりエンジンブローした場合は、すぐにその異常に気がつくことになりますし、凄まじい衝撃音が発生して車がその場で走行不可能になりますから、エンジンブローしてしまった事に気が付かない人は先ずいません。

 

 

初心者がオーバーレブをしてしまう原因と運転技術の問題。

 

MT車の運転中にのみ発生するオーバーレブはレッドゾーンを超えた回転数を瞬間的にただき出す運転であり、普通に運転をしてれば飲酒運転でもしていない限りはそのような状態にならないのでしょうけど、シフトチェンジのミスをしてしまう事もあります。

オーバーレブをしてしまうシフトチェンジのミスの多くは5速などのトップギアからシフトダウンする際に間違えて2速にギアを入れてしまって、一気にレッドゾーンを超えた回転数がエンジンに発生することにより、一気にブローが発生する仕組みです。

運転技術が高い人でしたらこのような単純なミスはしないのですが、技術が低い人が無理をして速度を出した運転をしている場合は、結構このシフトダウンをする際に運転ミスをしてしまい、一瞬でエンジンがブローしてしまい走行不能になるのです。

シフトチェンジのミスでオーバーレブをしてしまってもそこまでの速度を出していない場合でしたら、何とかエンジンの調子が悪くなるだけで済む場合もあるのですが、オーバーレブをしてしまった場合は念のため、プロショップで診断をするのがお勧めです。


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