ホンダが発売していた2人乗りのスポーツカーと言えば、NSXが大変有名ですが、それよりもコンパクトでオープン仕様になっている強烈な個性のあるスポーツカーと言えばS2000であり、1998年から2009年の間に発売されていたFRスポーツカーになります。
S2000の特徴と言えば、ホンダの技術の塊のような車体性能であり、オープンカーなのにボディー剛性は大変高くて、ロールゲージを付けなくても安定していることや、交通事故に遭っても運転席のドライバーは余程のことがない限り安全性が保たれます。
初めてS2000を運転した際には、エンジンスターターボタンとあの独特のデジタルメーターを見てたいへん驚いたものなのですが、当時の国産車ではS2000のようなエンジンスターターボタンを標準搭載している車はなく、相当斬新的な運転席でした。
現在はS2000も発売終了から5年以上が経過している為、S2000の場合は最終型であっても既に5年落ちの車になってしまっている訳なのですが、S2000の中古相場は大変安定している為、他の車とは異なる相場が独自に形成されていますから高く売れます。
目次
ホンダ・S2000の中古車を高く売るなら一括査定よりも個人売買。
通常の5年落ちより古い中古車相場とは異なり、S2000の場合はホンダの技術の粋を集めて製造されたFRスポーツカーになりますので、今でも根強い人気がある事から、中古車でも新車以上の価格で取引されることが在るプレミアが付いている車になります。
その為、一括査定で複数の買取業者に査定を行う方法よりも、個人売買で売却をした方が相当高く売れるポテンシャルを持っている車ですし、特に最終型で走行距離がすくないS2000タイプS、2.2リッターでしたら、定価よりも高く売れる要素があります。
S2000の場合は所有しているオーナーが皆車に詳しい人ばかりでもなくて、ある程度上質で高級感のあるスポーツカーとして購入している人も多く、車に対する専門知識や契約についての最低限の知識がない場合は、一括査定で売却をするほうが良いでしょう。
ただし、ホンダのS2000の場合は買取店により提示される査定額に相当な差が出る可能性が大変高いので、一括査定を行う場合はできるだけ多くの一括査定サイトを利用して、その中で対応がよく提示価格が高い買取業者を選別しながら相場を調べてきます。
S2000を一括査定で売却する場合はなるべく多くの査定を取る理由。
S2000のように販売終了で最終型でも5年落ちの車の場合、それを理由に安く買い叩こうとするあまりよろしくない買取業者も少なからずいますので、S2000の場合は通常の中古車相場とは異なり、相当高く売れる要素があるプレミアですから高く売れます。
特に最終型の2.2モデルのS2000の場合は、中古でそれなりに走行距離が進んでいても、新車のときよりも高く中古相場が設定されていることも多いですから、年式が古くなったことや多走行を理由にそれで中古相場が安くなってしまう車ではありません。
これだけ良い車を売却するのでしたら、少しでも高く買ってくれる相手ではなくて現異界まで高く買ってくれる相手に売却をするのが当然の話しであり、個人売買であれば高く売却ができるのですがそれが難しい人の場合は一括査定を沢山行い査定をだします。
S2000はこれから中古相場が下がることは殆ど無い?
個人的な意見としてはS2000は最後までホロにリアガラスを実装することなくて、リアはビニールのウィンドウだったので気になる人は管理が面倒で専用のプレクスターのスプレーを5000円位で購入してから磨いていたのですが、それが唯一の不満でした。
ハードトップを装着すればS2000もリアビニールの問題から開放されますし、S2000のハードトップは需要が大変多くて、ハードトップ単体でも高く売れますから、査定を出す際にその分の上乗せがないのであれば、ヤフーオークションで売りましょう。
例え初代のS2000であっても登録から15年以上も経過した中古車が100万円前後で相場が形成されていること考えれば、十分すぎるくらいのプレミアムカーになりますので、別にこれから数年経過しても売却価格にそれ程さが出ることはないのも安心ですね。
逆に、最終モデルのS2000のタイプS2.2リッターでしたら、後10年もしたら逆に中古相場が大幅に値上がりする要素がありますので、あえて売却は行わずに、今後も大事に乗られていくのが良いかもしれませんし、信頼できる相手に売却するのもアリです。