車のトランク内に水漏れが発生している場合はテールレンズが原因

車を保管する駐車場が屋根付きのガレージの人であればあまり問題がないのですが、地方などに多い天井がない青空駐車場で車を保管している場合、常に車が雨風にさらされる状態になっていますので、台風や大雨のときなどは車に大量の雨が降り注ぎます。

別に雨が降ったところで普通の車であれば窓を閉めていれば全く問題がないのですが、稀にトランクの中が水でびしょ濡れになってしまうことがあり、そのまま放置しておくとトランク内部のカーペットがカビまみれになってしまいますので結構大変です。

また、雨の日に車を運転してる場合でも同様にトランクの中が雨水でびしょ濡れになってしまいますので、これでは雨の日は運転しないか、雨の日に運転する度にトランクの中を清掃して乾燥させないといけませんので、普通に車の運転が出来なくなります。

 

 

目次

車のトランク内の水漏れの原因はテールレンズのパッキンの劣化?

 

全ての車のトランク内の水漏れの原因がテールレンズのパッキンの劣化や圧着不足というわけではないのかもしれませんが、この症状で修理工場に持ち込まれる不具合の原因は、診断をしてみると大抵はパッキンの劣化か圧着面の不足によるものです。

その為、一度テールレンズを取り外して、清掃をしてから取り付けをして水をかけてみてトランクの中に水が入っていない状態であれば、テールレンズの取り付けが緩んできてしまい圧着不足が原因で隙間から水がトランクに入っていたのが原因になります。

それでも改善しない場合は、テールレンズそのものの破損を確認するのですが、それで破損が確認できない場合は、パッキンを交換すると大抵の場合のトランクへの水漏れの症状が改善しますので、それ程難しい診断修理でもありませんし、DIYで可能です。

 

 

車のトランク内に水漏れが発生する原因はそれ程多くはありません。

 

国産車の場合、台風が来ようが大雨が降ろうが通常はトランクの中に水漏れが発生しまい、トランクの中が水浸しになることはありませんのでそれ程の心配は要らないのですが、新車登録から10年以上経過した車や20年以上経過した車では稀に見られます。

経年劣化でテールレンズの圧着力が弱くなってきたり、パッキンの劣化により雨水が車のトランクの中にはってしまうのは仕方がないことですから、トランクの中が水で濡れているのであれば、早めに専門修理工場に持ち込んで診断をするのが一番安心です。

鉄やアルミのボディに穴が空いてしまってトランクの中に水が入り込むことは通常は考えられませんので、やはりトランクの中が水浸しになっている場合は、テールレンズを疑うのは一番ですから、ドライバーがあれば良いのでDIYで確認しても良いですね。

 

 

原因が分からないトラブルの場合はプロショップに相談がお勧め。

 

プロショップの修理工場には原因不明のトラブルが発生している車が持ち込まれることが多いのですが、トランクの中に水漏れが発生している車もたまに見かけますので、最初からプロショップに相談に行き、水漏れの原因を特定して頂くのも良い方法です。

プロショップがテールレンズを取り外して、破損や穴の空いている空いていないを確認してから、テールレンズそのものに問題がない場合は、プロショップが取り外して洗浄を行い、丁寧に再度取り付けるだけでこの不具合が改善することが多いのが特徴です。

普段、車のトランクの中を頻繁に確認しない人も多いですから、青空駐車場に車を保管している人で10年以上の古い車をお持ちの場合は、トランクの中がかび臭いとか、変な臭がする場合は水漏れが発生している場合もありますので、一度確認して下さい。


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