車を購入した後に、パワーアップやマフラーの交換、強化クラッチなどの交換をしたい場合、大抵が純正品よりも価格が高くなっていることが多いので、ヤフーオークションなどのネットで中古品を安く購入してから取り付けをしようと考えるのが普通です。
ここで注意をして欲しいのが、自分でパーツ単位で購入した社外品のマフラーや強化クラッチ等を車に取り付けたい場合、部品持ち込みでの交換作業になりますので、通常はディーラーでの取り付け交換は不可能であり、専門店でも駄目な場合があります。
目次
ディーラーや通常の整備工場では持ち込みのパーツ交換を断られる？
ディーラーや整備工場では社外品のパーツを取り付けてくれないなどではなくて、社外品のパーツを取りるける際には、そのパーツもディーラーや専門店で購入しないといけないことを知らない人が案外多くて、実は取り付けを断られることが多いのです。
最近ではディーラーを利用することも全くなくなっていますので、現在のディーラーがどうなのかは分かりませんが、私がディーラーを利用していた時には持ち込みパーツの取付には対応していませんでしたので、念のため、事前に確認しておくと良いですね。
私も初心者の頃は、それを全く知らなくて、ヤフーオークションで安く購入した強化クラッチのカバーとディスクをディーラーに持ち込んで交換作業の依頼をしようとしたのですが、どうやら自分で購入して持ち込んだパーツの取り付けは出来ないようでした。
持ち込みパーツの取り付け交換に快く対応してくれるショップもある。
そこで、色々と車両整備工場を探して、持ち込みのパーツでも対応してくれる専門ショップを探して、そこで強化クラッチの交換作業をしていただいたいのですが、クラッチの交換は通常は自分で対応できる作業ではありませんので、プロに依頼が確実です。
ヘッドライトのバルブの交換やシートの交換などでしたら、DIYで誰でも簡単にできるのですが、クラッチやフライホイールの交換、ブレーキの交換になると難易度が高すぎますのでプロに依頼をしないと危険ですから、専門店に依頼するのが安心ですね。
プロショップなどでも持ち込みの部品は対応不可能の場合もありますので、車を所有している人であれば必ず行きつけの車屋さんがあるはずですから、自分で純正や社外品のパーツを購入する際には事前に対応可能なのかを事前に確認してから購入しましょう。
ディーラーが持ち込みのパーツ交換に対応してくれない理由。
自分で購入して持ち込んだパーツの取付に対応してくれないディーラーや車両整備工場があれば、なんて不親切な相手なのだと思うかも知れませんが、ディーラーも慈善事業を行っているわけではありませんし、もしもの時の責任問題にもなる恐れがあります。
その為、別に悪意を持って持ち込まれた純正部品や社外品のパーツの取付や交換を拒否しているわけではなくて、商売として総合的に判断してそれをすることによるメリットよりデメリットのほうが大きいと判断して、持ち込みのパーツの対応をしないのです。
ディーラー＝悪とかケチではなくて、交換する純正パーツや社外品のパーツもそこで購入したら普通に交換や取付をしてくれるわけですから、最初からその点を確認しておけばよいだけなので、確認をせずに勝手に出来ると思いこんでいるのが間違いですね。
後は、純正パーツの売上は大変利益が少なくなっているので儲けは殆どないのですが、社外品のパーツの場合は結構な粗利があることも多くて商売的な判断もありますので、パーツよりも工賃主体のプロショップでしたら、パーツ持ち込みも大歓迎なのです。
