車の運転免許証を取得してから、その後に車を購入して運転に慣れてくると、片道500キロから1,000キロ位の長距離運転をするようになってくることもあり、その頃になるとかなり運転技術や車の知識もついてきているはずです。
その為、もう一般の車両保険は外しておき、エコノミー車両保険か車両保険無しで車を運転している状態になっている人も多いかと思いますが、長距離の運転をする際には色々と注意しないといけないこともありますので、そちらをご説明します。
当然ですが、免許取りたてで運転に慣れていない人のいきなりの長距離運転は全くお勧めできませんので、その場合は必ず運転に慣れている人と一緒に車に乗り、適度に休憩を取りながら安全運転をするようにして下さい。
目次
片道1000キロ以上の運転をする際に注意すること。
車の運転をする際に近場の買い物で利用するとか、通勤で利用するなどでしたら別に気にすることもないのですけど、片道で500キロから1000キロ以上の距離を断続して運転する場合は、事前に色々とチェックしておかないといけません。
まず最初に確認することは、タイヤの空気圧が適正であるかどうかであり、これはガソリンスタンドに行けば無料で空気圧の確認と調整が行なえますし、どのみちガソリンスタンドに行ってガソリンを補給しないといけませんのでその際に確認します。
別にそこまではしなくても良いのでしょうけど、気になるのであれば、エンジンオイルの残量が適正であるか、ウォッシャー液が空っぽになっていないかなども確認をして、ラジエーターの液が漏れていないかも合わせて確認しておくと大丈夫です。
ガソリンは必ず満タンにしておくことが重要です。
案外忘れる人が多いんですけど、長距離運転をする場合はガソリンを事前に満タンにしておくことが大変重要であり、これをケチってしまうと、大抵は高速道路の割高なガソリンスタンドを利用することになりますので、結果的にガソリン代が高くなります。
日本を横断するような長距離運転をする際には、事前にガソリンを満タンにしておけば、途中で1回ガソリンスタンドに寄って満タンにするだけで事足りますから、面倒かもしれませんが空気圧を確認する際にガソリンスタンドで満タンにしておきます。
途中でPAに寄ってガソリンスタンドを利用すれば良いと思っても、案外面倒でついつい次のPAによれば良いと思ってしまって、結局、どこかでガス欠になってしまっては元もこうもありませんので、ガソリン満タンはお忘れなく・・・。
長距離運転をする際には靴下を2枚重ねで履くのがお勧め。
片道で1000キロ以上の運転をしたことがない人でしたら分からないかもしれないんですけど、実際にそのような長距離運転を何度もしていると、MTの車の場合踵の部分の皮が向けてしまったり炎症をおこすことがあります。
長距離運転をしていると、何度もペダル操作をすることになりますから、事前に靴下を二枚重ねで履いておくと登山と同じで靴ずれ等を起こさなくなりますので、面倒かもししれませんが、靴下は余分に車に積んでおくと色々と便利です。
靴下はPA等では中々購入することが出来ませんから、事前にダイソーの100円の靴下でも良いので、数枚くらい購入しておきトランクに入れておくともしものときに便利です。
また、必ず運動靴などの運転に適した靴を履いておくことは必須であり、ビーチサンダルと裸足で長距離運転をすることはお勧めできませんし、ハイヒールや安全靴などの運転に向いていない靴も長距離運転にはお勧めできません。
なぜなら、体力のある人でも1000キロ以上の運転になると渋滞に必ず巻き込まれることもありますので、私も以前、18時間に渡って断続して運転をしていたこともありますので、ベストな状態で運転をしないとどのような事故に巻き込まれるか分からないからです。