車のオリジナルパーツが欲しい場合は鉄工所に相談

車を購入してしばらくそのまま乗っていると、特にスポーツカーに多いんですが、剛性アップをしたいと思ったり、4点式のシートベルトをつけてみたいと思うようになることもあり、その際には社外品のパーツを探すことになることが殆どです。

私も最初に4点式のシートベルトを車に取り付ける場合、後方のロールバーに取り付ける際のネジ穴のついているバーを探していたことがあり、色々な社外品のパーツを見ていたんですが、どれも値段が高くて見た目がイマイチな商品ばかりでした。

その後もネットで色々と情報収集をしていたんですけど、その時にネットでオリジナルの4点式シートベルトを固定できるネジ穴のついているブレースバーを販売している業者がいたので連絡をしてみると、なんと鉄工所の社長さんが制作していました。

ブレースバーとは車の剛性を高める為にシートの後ろ側の位置に取り付ける車内のつっかえ棒のようなパーツのことであり、剛性重視の車は大抵これが付いているはずです。

 

 

欲しい分がなかったので自分で制作して販売を始めたそうです。

 

普通の人なら4点式のシートベルトを車に取り付ける事は殆どないのかもしれませんが、スポーツカーに乗っている人であれば、大抵はそのうちサーキットなどに行くことになったり、夜中に峠道を延々と走ることになりますので4点式が欲しくなります。

ただ、やはり4点式のシートベルト自体が日本国内ではあまり需要がないものであることから、ベルトを固定する後方のボルトがついているブレースバーがなかなか良いものがなくて、だったら自分で制作をすれば良いと考える人が出てきても当然ですね。

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鉄工所の社長さんの公式サイトから連絡をして、そのブレースバーを見せて欲しいと伝えると、いつでも見に来てくださいと言われましたので、早速予定を組んで鉄工所に向かって見ると、どうやら私と同じ車種のオーナーさんであることもわかりました。

 

 

雑誌で紹介されているブレースバーは剛性も悪くて値段も高い。

 

鉄工所の社長さんが話すには、雑誌などで紹介されている4点式のシートベルトの固定に対応しているブレースバーは、居住性を重視している為、剛性も悪くて、値段も高いので、自分で良いものが欲しかったのでオリジナルで制作したとのことでした。

確かに、まっすぐの一点ものの鉄製品なので、居住性は悪くなりそうですが、もともとロールバーをつけているので気にならないですし、剛性は大変強そうですし、4点式のシートベルトを取り付けるべきネジ穴も付いていますから、これを探していました。

その場で、オリジナルのブレースバーを購入をしたのですが確か一万円もしないくらいの金額でしたし、取り付けもボルトオンで簡単に取り付けれますから、その場で社長さんが取り付けてくれて、無事に4点式のシートベルトを装着できるようになりました。

鉄工所って、鉄を扱う商品なら大抵ものが作れるらしく、鉄の塊である車のパーツとは相性が良い感じで、他にも色々なパーツを制作していきたいとのことで、同じ車のオーナー同士で結構気が合いましたから、その日は長時間に渡って話をしていました。

車のパーツで困ったことがあれば、お近くの鉄工所に相談をすれば、町工場などは大変高い技術を持っていることも普通にありますので、お探しの商品を入手できるかもしれませんし、こんなパーツを作れますか?と相談しても快く対応してくれます。


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