エキゾーストマニホールドが取り外せない原因と対策

最近の新しい車を購入している人ならあまり関心がないかもしれませんが、平成初期くらいに販売されていた国産車の場合、エキゾーストマニホールドをマキシムワークスの社外品に交換すると、それだけでかなりのパワー向上がされる事は有名な話です。

その為、今から15年ほど前の時代には、雑誌などでも交換を煽りまくっていたので、エキゾーストマニホールドの交換が大ブームになったことがあり、その際にはこぞって純正品からマキシムワークスのエキゾーストマニホールドに交換する人が沢山いました。

マキシムワークスというのは、エキゾーストマニホールドを制作している埼玉県にある超有名な会社のことであり、社外品のエキゾーストマニホールドを購入するならマキシムにしておけば間違いないと言われるくらい大変有名な会社の事です。

 

 

エキゾーストマニホールドのボルトが固着するのはよくあるケース。

 

このエキゾーストマニホールドなんですけど、長期間において使用しているとエンジンから排出される高熱に常にさらされるパーツであることから経年劣化でエキゾーストマニホールド本体は無事でもこれを固定しているボルトが固着する事がよくあります。

車にもよるんですけど、クラッチ交換を行う場合は、このエキゾーストマニホールドを取り外してからでないとミッションとエンジンを分離できない構造である車が特に後輪駆動のFR車では多くて、私の場合もクラッチ交換をお願いしたら発覚しました。

チューニングショップの社長さんから連絡があり、エキゾーストマニホールドのボルトが完全に固着してしまって取り外せないので、切断しても良いですか?との事で、それには工賃と新しいボルトの購入費用が発生していしまうとの事でした。

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まあ、プロのチューニングショップが作業をして、ボルトが熱と経年劣化で完全に固着してしまっているのでしたら、取り外しは出来ないでしょうから、ボルトの切断しか方法はないのでしょうけど、この症状は古い車だと普通にありますから仕方なし。

 

 

エキゾーストマニホールドが取り外せない原因と対策。 

 

普通の人は自分でエキゾーストマニホールドの取り外しなどをしようとは思わないでしょうけど、万が一この作業を自分で行った場合、ボルトの切断などは素人ができる作業ではありませんから、取り外し途中で結構面倒な状態になってしまいかねません。

エキゾーストマニホールドの交換をしなくても、ミッションの交換やフライホイールやクラッチの交換をする際には、大抵はエキゾーストマニホールドを取り外さないといけませんから、そういった作業は最初か専門業者に任しておくのが一番確実です。

中古で平成初期頃の中古車を購入して、興味本位でエキゾーストマニホールドの交換にチャレンジしてみたいと思う方もいるかと思いますが、古い車であるほど高熱にさらされるエキゾーストマニホールドのボルトが固着している可能性が高いと思って下さい。

また、エンジン側のパッキンについてもバリバリに固着をしていて綺麗に剥がせない事が殆どですから、その場合もプロがパッキンを取り付けるエンジン及びエキゾーストマニホールド側のバリ剥がしをしないと素人では余計なトラブルになりかねません。

何かしらの理由があり、エキゾーストマニホールドを取り外すような作業をする場合は、できれば自分でやるのではなくて最初からプロのチューニングショップや車両整備工場に相談をして、素人では対処できないトラブル全体で依頼をするようにします。


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