ホンダ・NSX-R「タイプR」の中古車を安く買う唯一の方法

最近は新型NSXが発売されていて、日本にも左ハンドル仕様のNSXの輸入車が入ってきていますが、ホンダのNSXと言えば、スポーツカーが輝いていた2000年頃に発売されていた旧タイプのNSXをイメージする人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか？

新型のNSX（アキュラ）の値段が高いのは仕方がないのかもしれませんが、驚くべきは中古車として流通している旧型のNSX-Rの価格であり、数年前の価格の2倍を超える金額になっているにも関わらず、在庫がいつも不足している状態になっています。

※厳密にはリタラクタブルライトの古いほうがNSXタイプR、その後に発売された固定ライトの方がNSX-Rになるんですけど、NSXタイプR（NSX-R）と書くのは面倒なので、ここでは両方の車をNSX-Rで統一して表現しています。

いやー、NSX-Rはずっと中古相場をチェックしてきてるんですが、本当、数年前ならちょっと高いかな？と思えるくらいの新車価格とほぼ同等か、それより少し下がる価格帯でNSX-Rの中古車は流通していたんですが、最近では2倍位になっていますね。

数年前に800万円で中古車として売られていたNSX-Rなら、現在は1980万円位で中古車として普通に扱われていますので、もはや完全バブル状態になってしまっていて、フェラーリの中古車を購入したほうが安いくらいの状況になっているので驚きますね。

ご存じの方も多いと思いますが、NSX-Rの中古車が突然2倍位上の価格帯に値上がりした原因として有力なのが、アメリカの25年ルールにNSX-Rが適合される状態になったことにより、排ガス規制を無視してアメリカで販売できるようになったからです。

アメリカは排ガス規制が大変厳しくて、古い日本の車は登録できない事が多いんですが、25年以上経過したクラシックカーであれば、排ガス規制に関係なくアメリカで登録できるようになる為、富裕層などが一斉に希少なNSX-RやR32に目をつけました。

その結果R32GTRの中古車が1000万円で落札されるような異常な状況になっている為、それよりも希少性が高くて元々価格が高いNSX-Rの中古相場が一気に値上がり得するのは必然的でありNSX-Rの中古車は1000万円以下では購入できなくなりました。

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確かNSX-Rの最終型で走行距離が少ない中古車は2980万円の価格で中古車市場で売られていましたので、メディアなどが取り上げたりもしてましたけど、新型のNSX（アキュラ）よりも高い価格で中古車として売られていたのでびっくりですね。

では、数年前の2倍以上の価格で中古車相場が動いている状態で、更には殆ど流通している在庫もないNSX-Rの中古車を安く買う方法があるのかと言えば、たったひとつだけありまして、その方法とは今すぐに気になるNSX-Rの中古車を買うことです。

その理由としては、今後、NSX-Rの中古車が値下がりする要因はまったくなく、アメリカの富裕層などが何時でも大金を払って購入できる状態が今後も続くわけですから、NSX-Rの中古車の在庫を持っている業者が圧倒的に強い立場にあるからです。

中古相場で価格がつかないような状態になっている希少なトヨタ2000GTのように、将来NSX-Rも似たような状態になる可能性が大変高いことと、ホンダがNSXについては、NSXリフレッシュプランでメンテナンスを公式に対応しているのも重要です。

普通、2000年頃に発売された車であれば、既にメーカーの純正部品から廃番になっているのが普通であり、修理をしてくてもメーカーに部品がなくて修理ができない状態になっていることも普通なんですけど、NSXだけはホンダが公式で対応しています。

ホンダにとっても日本人にとっても大変期初価値のある、NSX-Rですから、全く値段が下がる要因がなくて、これから時間が経過するほど中古相場が一気に値上がりする可能性しか見えないNSX-Rを安く買うには、今すぐに状態が良い車体を買うのみです。

NSX-Rの中古車が1980万円で売られていると、相当高く感じるかもしれませんが、その1980万円が2980万円になるかもしれないと思えば、多分、適正価格に感じるかもしれませんし、現在の価格が適正価格そのものなので、後悔する前に買うべきです。

数年前に買っておけばよかった・・・、そう思ってこのまま購入しないと、これから数年後に、やっぱりあの時無理をしてでも買っておくんだったと更に後悔するくらい素晴らしい車がNSX-Rであり、ホンダでリフレッシュをすれば新車並みに蘇ります。

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