車を所有している人がその車を手放すタイミングというのは、よくあるのが車検が来たら車を処分するとか、車検が来たら車を売却すると言った話であり、日本の車検は2年に1回のペースで発生して、その都度大変なコストが掛かる為、その車検がきっかけになり手放す人が出てくるわけです。
何しろ、どれだけ車検を安くしようと思っても、10万円以下で車検を済ますのは至難の業であり、少なくても13万円くらいの費用がかかり、多くなると20万円以上の費用がかかる訳ですから、それくらいの費用をかけるなら車を買い替えたほうが早いと考えるのは合理的なんですよね。
ただし、車検がまるまる2年間ついていて、ある程度の新しい車を購入する場合、車検費用の13万から20万円前後の予算では、全然予算が足りませんので、買い替えたほうが良い人というのは、古い車で買取をしても値段が付かないような車に乗っている人くらいでしょうか?
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車検代で中古車を新しく購入する方法。
車検を受けるくらいなら、車を買い替えたほうが良いと考える人の場合、本来車検にかかる費用13万円から20万円位の予算で新しい車を購入しないといけなくなりますので、この金額で車を購入しようとした場合は、車検付きの中古車であるなら個人売買で購入するのが1番確実になります。
中古車販売店などの業者を通して20万円以下で中古車を入手しようと思っても、殆どがその価格では購入できませんし、大抵は車検無しでの価格であったり、強制的な整備費用が別になっている価格でしょうから、やはり個人売買での入手が基本になります。
案外、個人で車を手放して買い替えを検討している人や、交通事故に遭った際に車を修理するのではなくて、車両保険の金額だけをもらってそのまま廃車にする人もいますから、周囲にそういった人がいれば相談をすれば5万から10万程度である程度の車を売ってくれることがあります。
車検付きの中古車を15000円で購入するにはどうすればいい?
私の友人も、知り合いが廃車にしようとしていたフェスティバというかなり古い車を15000円位でその知り合いから購入したようで、フェスティバの車検が切れるまであちこちをぶつけながらも普通に運転していましたら、探せば幾らでも見つかるようです。
この方法を使えば、自分にこだわりのある車種を購入することは出来ないかもしれませんが、高い車検をうけることなく毎回中古車を購入する事が出来て、後は車検まで乗り潰せばよいだけですから、結果的に車検費用で中古車を購入していることになります。
この車検代で中古車を購入する方法なんですけど、案外自動車整備工場の社長さんが行っていることも多くて、代車を何台も用意しないといけない自動車整備工場では、車検費用も馬鹿にならないので、色々なツテを使って車検が切れたら廃車にして、新しい代車はその車検費用で購入しながら車を回しています。
本来車検に使うはずの費用で中古車を購入する場合、個人で周囲に車の処分を検討している人がいない場合は、自動車整備工場に行けば案外ツテやルートで格安で車検付きの車を入手できることがあります。
例えば、車検が半年間残っているフェスティバを15000円で購入した場合、車検で使う予定だった費用は10万円以上はまるまる手元に残ることになりますので、それを使って自動車税の支払いをすることも出来ますから、かなりやりくり上手な車を所有する方法です。
ただし、自分が好きな車を選んで所有は出来ませんし、あちこちぶつけた後や凹んだ後もありますから見た目はいまいちですけど、とにかく車検を受けるくらいならその費用で安く車を購入したい人にはお勧めの方法です。
普段から個人経営などのローカルな自動車整備工場と親しくなっておくと、格安で車検が残っている中古車を譲ってくれることもありますから、オトクなのかもしれません。
車検が切れた車は引き取り専門業者を使えば0円で処分可能。
ここで、ある問題が発生するんですけど、車検を迎えるようになった処分する車をそのまま廃車にしようと思っても廃車費用が20000円前後掛かりますし、中古車販売店に持ち込んでも大抵は買取不可であることが多いため、これで案外困る人が出てきます。
しかし、現在では値段がつかない古い中古車であっても、車検が切れている中古車であっても、無料で引き取ってくれる廃車引き取りサービスが有りますので、車検が切れてしまって駐車場から出せなくなった車があれば、そちらに依頼をすれば費用はかかりません。
便利な時代になったもので、ネットで廃車引き取り依頼を出来るようになっていますから、依頼をした後は、ローダーで処分する車を引き取ってくれますので、ついつい車検が切れても安心です。