車を売却する際に、相手が車に全く興味がない人の場合、ポルシェやフェラーリ、レクサス等のブランド名を伝えても全く反応が無いことが普通で、そもそもフェラーリのスクーデリアと日産のマーチの違いすら分からない人もいる訳で、簡単には売れません。
このような場合で、急いでお金を作らないといけないので、資金的に余裕がある人に買い取ってほしいとか、中古車販売店やディーラーの社員で成績を上げたいなど、各種諸事情があり車をどうしても相手に売却をしたい場合、車の性能は全くの無意味です。
何故かと言うと、車の性能や燃費の良さなどを伝えても、相手がその言葉の意味を理解しないし、理解しようともしないことなど普通ですから、一生懸命にアピールをしても馬の耳に念仏状態になり、下手をしたら厚かましいと誤解されてその場で終了します。
目次
車に興味がない人に高く売却する方法は効用をアピール。
車に全く興味が無いけど、資金的に余裕がある人に車を売却する場合、車の性能やデザイン等をアピールしても意味がないどころか逆効果になりますので、このような相手の場合は車を購入することにより得られる車から得られる効用を積極的に売り込みます。
具体的には、車を購入するとお子さんを安全かつ好きな場所に移動することが出来るとか、介護などが必要なご家族がいる場合は、介護をする際にも安心してご家族を移動できる、車を購入することにより、不仲なご家族の問題も解決できる場合がある等です。
他にも色々ありますが、やることは販売したい車のことを知るのではなくて、相手の家庭の事情や行動パターン、思考パターンなどを事前によく分析しておくことであり、ここでも重要になるのが相手から見て見当違いとか間違った話を絶対にしないことです。
車を購入することにより得られるメリットを伝えれるか?
車なんていらない興味がないって人でも、車を購入することにより得られるメリットが有る場合、これまでの態度を急変させて車に興味を持つ人も多く、私も以前車が全く興味がない人と話をしていたんですが、その人は税金が高すぎて困っている先輩でした。
その際に、経費で車を購入すれば法人名義なら全額経費にできますし、5年落ちの中古車なら経費としての効率が大変良いので、車を購入して節税したらどうですか?と提案した際に、免許すら持っていなかった先輩が教習所に通い始めてあっさりと購入です。
実際、日本国内で見られる高級車の大半が法人名義で経費で落とす為に乗っている人も圧倒的に多く、個人でも全額経費にはできませんが、按分で実際に使っている分を経費として計上できますから、税金を払いたくない人には高級車のセールスは効果的です。
当事者よりもご家族のために車が必要なら興味を持つ人が多い。
本人は全く車に興味がない人でも、そのご家族、特にお子さんの為に車を購入したらメリットが出ることを伝えると、これもお客さんの態度が急変することが多く、車で長距離を移動する際も新幹線などよりも家族だけの空間ができる等のメリットを伝えます。
ですから、車を売る場合、地方などでよく見かける軽トラでしたら、営業やセールスをしなくても買い手が常に出てくる理由は、軽トラは商業的に地方では需要が大変多いので、相手に買いませんか?と相談する前に、売ってくださいと相談をされる感じです。
個人で車を売却する場合、そもそも売る相手がいないので、効用のアピールをする利用がないって場合は、最近流行りのカーセンサーやズバットなどの一括査定に依頼をすれば、特別な営業テクニックがなくても、単純に車の状態や性能だけで売却できます。
業者の場合は、一括査定を使って売約をするメリットが全く無いので、常に個人や法人相手に売却をする必要がありますので、セールスの成績が高い営業担当者は大変重宝されるんですけど、個人の場合は相手がいなくてもネットで簡単に売却査定でラクラク。