現在発売されている車の場合、平成初期に発売されていた車のように簡単には改造が出来ない仕様になってしまっているので、エンジン内部のチューニング、いわゆるエンジンオーバーホール等の大規模な改造は出来ませんから、平成の車は人気があります。
別にお金を掛ければエンジンオーバーホールも出来ない訳ではないのですが、ハーネスをワンオフで制作しないといけなくなることも多く、マツダのロードスタークラスでも普通に300万円以上の費用が必要になることから殆どの人はノーマルで乗っています。
ですから、現在では、平成初期に発売されていた日本のメーカーのスポーツカーは軒並み中古車の価格が高騰をしてきており、別に他にも理由はあるんですけど、今の新車を購入するよりも中古車を購入するほうがお金がかかるって状態になりつつあります。
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フルコンVPro搭載車の仕様変更は慎重にするべき理由。
それで、新車を購入してもドノーマルで運転をするしかないのでつまらないって人も多いですし、最近の車のデザインが気に入らないとか、必要以上に安全基準を優先して重たくてつまらない車になったことなどから以前旧車と呼ばれる車が人気があります。
その場合、平成初期から発売されていた日本の国産スポーツカー等は、純正ではないくフルコンと呼ばれているVProやMoTeC等のECUを取り付けている車も多く、大抵は合わせてエンジンオーバーホールや大幅なチューニングを施して個性を出しています。
タダですね、このフルコンでセッティングを出している車の仕様変更を安易にやってしまう人が多々いらっしゃるようで、それで想定外のトラブルになってしまい、プロショップとトラブルになる人もいらっしゃるのですが、大抵は知識不足による不具合です。
フルコンVPro搭載車はマフラーの交換だけでもプロショップに相談。
例えば、地方ではフルコンVProやMoTeC等のセッティングを出せたり、チューニングと呼ばれている本格的なエンジンオーバーホールを行えるプロショップが少ないというよりも、殆ど存在しないため、関東に有名なプロショップに遠方から依頼を行います。
そこで関東の有名なプロショップでエンジンオーバーホールだけではなくて、ボディからドンガラにして徹底的なフルレストアを兼ねたチューニングをする人も多くて、予算は500万円や1000万円以上を投資してRX7とかGT-Rなどをフルレストアしています。
その後には当然地方にチューニングをした車を持ち帰って乗ることになるんですが、問題は車検とか近所の騒音の問題でマフラーの音を小さくしたいとか、あまりチューニングに関係なさそうな仕様変更をしてしまう人がいて、それが後々トラブルになります。
大排気量のターボ車等の仕様変更は必ずプロショップに相談をします。
NAいわゆる自然吸気型のエンジンの場合はそれ程でもないのですが、過給器を取り付けているターボ車の場合、地元に持ち帰ったらパワーアップした分、どうしても騒音問題が発生する人もいらっしゃるようで、その際に地元で安易に交換をしてしまいます。
結構発生するトラブルが大排気量のターボ車や普通のターボ車も含めて、フルコンでセッティングを出してパワーアップさせている車のマフラーを抜けが悪い音が小さいものに変更をしたりサイレンサーを付けてしまって、車に不具合が発生するケースです。
これも、車をフルレストアしたプロショップに相談をしていれば、このような安易なマフラー交換はしないのでしょうけど、地方の整備工場ではそこ迄理解できないことも多いですから、単純に騒音を小さくすれば良いって判断しか出来ないことって多いです。
フルコンVPro搭載車を純正ECU搭載の車で扱うと必ずトラブル発生?
結局、騒音対策とか車検対策でフルレストアしている仕様を勝手に変更してしまって、マフラーで糞詰まりが発生してしまい、エキマニや過給器、エンジン等に高負荷がかかってしまって車の調子が悪くなる人がいらっしゃいますので、ご注意下さい。
基本、フルコンで正しくセッティングを出しているチューニングカーの場合は、マフラーやエキマニ、ブースト圧の変更等をする場合は必ずリセッティングや大幅な仕様変更が必要になりますので、純正の感覚でついついフルコン搭載の車を扱わないことです。
一度調子が悪くなると、その後に多額の診断費用や修理代が掛かることになりますし、本当にセッティングが出せるプロがセッティングをしている車の場合、同じレベルのプロでないと状況が余計に悪化しますので、そうなったらカーセンサーで一括査定?