アメリカのトランプ大統領が日本はアメ車を購入する人が少ないので、日本車に関税20%を掛けるとか意味不明なニュースが報道されていますが、そもそもですが、日本で最も売れている車が何かと言えば、軽自動車であり、日本の道路事情に最適です。
それに引き換えアメ車と呼ばれる車は大きくて燃費も悪く、価格も高くて維持費も高いってイメージが有る車ですし、日本にはトヨタ、ホンダ、日産、マツダ等、世界的にも錚々たる自動車メーカーがありますから、どう見てもアメ車が売れる要素がないです。
実際に、日本国内では車幅180cm以上の車を持つと何かと取り回しに苦労することが多くて、更には左ハンドルの車を選んだ場合、スーパーなどに買い物に行く度に、駐車券を発券機から取得するのに相当な苦労をすることが多いですから、国産車が売れます。
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日本国内で車幅180cm以上の車を持つと駐車場で苦労する?
日本の自動車メーカーが販売している主力の車種を見れば分かりますが、その殆どが車幅180cm以下で設計されていて、日産のGT-R等は車幅190cmですし、トヨタのランドクルーザー200は車幅が200cmとランボルギーニ並ですが、殆どが車幅180cm以下。
そのため、最も売れている車に合わせて、駐車場も設計されることが多く、東京の機械式駐車場を契約する際でも車幅180cm以下、190cm以下で分けられていることも多くて、それ以上の大きな車になると機械式駐車場では保管できなくなるので本当に不便。
また、駐車場の月極料金も車幅180cmよりも車幅190cmの方が高くなりますし、更にそれ以上の車幅になると高額な平置きタイプの駐車場になりますので、虎ノ門ヒルズレジデンスだと駐車場代だけで毎月12万円前後のコストが掛かるので本当に大変です。
田舎道で離合する時も車幅180cm以上になるととても苦労します。
東京などの大都会では、道路が全体的い整備されていますから、お金さえあれば、車幅180cm以上の車でも取り回しに困ることはありませんが、やはり出先では全体的に車幅が180cm以下の車を意識して駐車場が設計されていることも多く、色々と大変です。
その辺りはお金の力と慣れでなんとかなるのですが、田舎道を車で走行していると車が一台しか通れないような狭い道で対向車が走行してくることも多く、離合地点まで数百メートルもバックして運転しないといけないなどの状態になることが普通に有ります。
そこでも、車幅が180cm以下の車、とにかく軽自動車のようなコンパクトで取り回しがしやすい車が扱いやすく、大きな外車、特にランボルギーニ等の車高が低くて車幅が190cmから200cm位ある車は離合自体が難しいとか坂道を登れなくてかなり困ります。
日本でコンパクトな軽自動車が圧倒的に人気なのには理由があります。
軽自動車については税金が安いとか、車検代が安い、車庫証明が不要などの色々なメリットがありますので、特に地方では軽自動車が圧倒的に人気があり、四万十川等に行く際の本当に狭い道でも、軽自動車ならバスが対向車としてきても余裕で離合できます。
なので、趣味で車の運転が好きな人はメインでランドクルーザー200とか、ポルシェ911、ランボルギーニ等を所有していますが、それとは別に取り回しがしやすし軽自動車も所有している家庭も多く、車で移動する場所に合わせて使い分けている感じです。
車を購入する際には車幅が180cmを超えているかどうかで、駐車場に苦労するかどうかが変わってきますし、それは実寸ではなくて車検証の数値が優先されることが多いので、車を購入する際には車幅を意識して購入した方が後々トラブルも少ないですね。