猫の巻き込み事故から解放されたいなら機械式駐車場

寒くなると車のバッテリーが弱ってきてしまって、エンジンがかかりにくくなることがありますが、それに合わせて発生するトラブルがエンジンルームで猫を巻き込んでしまうトラブルであり、都会ではそれ程ではありませんが、田舎ではよく聞く事故です。

これは、別に猫を虐待している訳ではなくて、停車中の車のエンジンルームの中に猫が侵入してしまい、それを知らないドライバーがいつも通りにエンジンをかけた瞬間、凄まじい騒音と猫の断末魔が聞こえて、エンジンルームが悲惨な状況になる事故です。

こうなってしまうと、猫の飛び散った死体がエンジンルームの中に散乱してしまい、エンジンがかからなくなったり車に不具合が発生したり、凄まじい悪臭が発生したりしますので、普通の人では対応ができない位の悲惨な状況になるのが最大の特徴です。

 

 

目次

猫の巻き込み事故から解放されたいなら機械式駐車場。

 

猫が車のエンジンルームに入ってこない状況を作るのであれば、最も良い対策方法は物理的に猫が侵入できない機械式駐車場に車を保管する方法であり、この方法を使えば猫が車のエンジンルームに入ってくることは100%ありませんからとても安心出来ます。

また、猫だけでなくて鳥とか蛇、ネズミなどが入ってくる事も防ぐことが出来ますし、以前、地方に車を保管していた際にはスズメがボンネットの中ではなくてバンパーのラジエーターの前に巣を作っていたことがあり、そういった問題も事前対策可能です。

機械式駐車場は東京都心では当たり前であり、車の出し入れは大変面倒なのですが、保管時に猫のエンジンルームへの侵入を防ぐことが出来ますから、それを考えると多少の出し入れの面倒さはあっても、猫がエンジンルームに侵入するトラブルを防げます。

 

 

JAFや日産がお勧めしているボンネットバンバン作戦は面倒?

 

以前、日産やJAFがあまりに猫のエンジンルームへの巻き込み事故が多くて、猫がバラバラになって死んでしまうだけではなくて、そのエンジンルームを清掃したり、猫の死体を処理したり、車の所有者にあまりの負担が掛かることから始めた啓発があります。

それが、ボンネットバンバン作戦?だったかな?、車のエンジンをかける前にボンネットをバンバンと叩いて、猫がいるかいないかの確認をしてから車のエンジンをかけましょうって対策方法であり、ある程度の効果があるようですが、結構面倒ですよね。

一度でも、猫をエンジンルームで巻き込んだ経験のある人なら、最新の注意をするでしょうから、どれだけ面倒でもボンネットバンバン作戦を実行するでしょうけど、一度も経験がない人であれば、多分、そんなの知らないよって感じで一切やらないでしょう。

 

 

何故?猫は車のエンジンルームの中に勝手に侵入するのか?

 

ここである疑問が発生するのですが、猫が車のエンジンルームに侵入する理由がよくわからないって人も多く、また、どうやってボンネットが閉まっている車のエンジンルームに侵入するのか分からない人も多いので、そちらについて猫の心理を説明します。

猫は基本的に狭くて暖かくて安全な場所を寝床として選びますので、その際に車のエンジンルームは確かにボンネットを占めていると勝手に入れないってイメージがありますが、実は下側から見れば猫が入っていけるスペースが十分あるのでそこから入ります。

また、車のエンジンルームは狭くて寒くて凍える冬でも暖かく、猫が暖を取るには最高で、外敵から狙われない安全な場所になりますので、特に子猫が積極的に侵入することが多くて、同時に2匹、3匹の子猫がボンネットの中から見つかる場合もあります。

田舎でしたら、野良猫も多くて、車のエンジンルームの中に猫が侵入することも多くなりますし、肝心の機械式駐車場がなくて、庭で保管するって人が大半でしょうから、その場合は車のカバーでも対応できないので、日産やJAFの対策がおすすめですね。


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