車を購入する際に中古車を選択する人は多いかと思いますし、その際に事故車と書かれている中古車を購入してもよいのか？、と心配されている方も多いと思いますが、実際に事故車と書かれている中古車であっても普通に走行をする場合は問題ありません。
事故を起こしてそのままの状態で販売している中古車なら別でしょうけど、可能な限り修理をして直した中古車であれば、仮に事故車であってもそれ程問題になることはなくて、運転中に車が破損するようなトラブルが発生することもありません。
また、中古車販売店もそのような普通に走行すら出来ない車を販売することもありませんから、事故車と書かれている車であっても、普通に使うのでしたら問題なく使うことが出来ますので、気になれば価格と事故の修理状況を確認しておくと良いですね。
これも絶対的な話ではなくて、その中古車の事故の修理状況や、これまでの使用状況、管理状況によって全く変わってきますので、必ず現車を確認する必要があります。
サーキットで限界走行まで速度を出すような人の場合、事故車の場合は状況にもよるんですが、アライメント調整を行っても事故の状態によっては真っ直ぐ走りにくい車である場合もありますので、その場合はフレーム事故の車は止めておいたほうが無難です。
車のフレーム事故で修理した車はまっすぐ走らないの？
フレームというのは、車を下側から見ればわかるんですけど車を構成する重要な部品のことで、そのフレームの上に車のボディーが乗っかっている状態になりますから、このフレームが事故で歪んでしまうと、修理をしても完全に直らない場合があります。
このフレームについては、タミヤのミニ四駆で見れば分かりやすいんですけど、ミニ四駆のボディを乗せているタイヤやモーターが乗っかっている黒い部品があると思いますが、あれがフレームだと思えば分かりやすいです。
普通に使う場合は、別にフレームが事故っている車であっても修理をすれば大した問題にはならないんですけど、サーキットでの仕様を前提とするならフレーム修正をした車は4輪アライメント調整をしても真っ直ぐ走らない事がありますので皆さん避けます。
ですから、フレーム修正をした事故車＝ダメではなくて、別に普通に使う分にも問題はありませんし、サーキットで使用するにしても問題はでないのかもしれませんが、購入もしていない車で限界走行などは出来ませんから、そのリスクを避けるのであれば、止めておいたほうが良いと言った話になります。
腕のいい修理業者であれば、驚くほど車を綺麗に修理できますし、見た目以外の性能的な部分でも、お金を出せば直る事故であれば直してくれますし、直らない事故ならそれは出来ないと対応するので、案外綺麗に修理できるものなのです。
結局のところ、中古車は事故車を購入しても良いのか？
事故車を無事故車として販売するのはダメですけど、事故車を普通に事故歴ありと公開して販売するのは問題がありませんので、それを事前に理解してからどの部分を事故したのか、どうやって直したのかが確認できれば、別に事故車でも問題はありません。
また、一般的に事故車の場合はかなり安く販売されていることが多いので、予算がない人であれば、きちんと修理されていることを確認してから、気に入った中古車を購入しても問題はありませんので、中古の事故車を購入しても良いかと思います。
個人的に、どうしても事故車と呼ばれている車が納得できない人、それが嫌な人でしたら、事故歴なしの車を購入すればよいのですが、車の板金をしたとかバンパーを交換したとかは事故歴には含まれませんから、完全に修理すらしたことがない新車のような車を手に入れるのは年式が古い車ほど無理にな条件になるかとは思います。
実際、新車でも板金をした車が売られている現状を見ると、完璧を中古車に求めるのであれば、最初から新車を買っておいたほうが良いことになりますし、事故車はその分価格が安くなるのですから、それを理解しておけば大丈夫です。
