原因不明で調子が悪くなった車は一括査定で早めに売却

日本の国産車の場合、大変高い信頼性と耐久性から新車で購入時からかなりの期間に渡って消耗品以外は故障知らずで維持が出来る為、車は壊れなくて当たり前のような感覚になってしまいそうですが、経年劣化が始めると次第にそれも変わってきます。

すべての車がそうなるわけではなくて、大量生産が行われる車の中には、必ず一定の個数で初期不良が発生するとか、何故か壊れやすい車、何故かパワー不足の車というのが必ず一定の確率で発生することになり、これを完全になくすことは出来ません。

いわゆる、ハズレエンジンの車、アタリエンジンの車と呼ばれている通り、全く同じ車を新車で購入しても全然別の車と思えるような個体差が発生することも普通にありますし、それはエンジン部品だけではありませんから、工業製品は奥が深いのです。

車の細かい不具合や原因不明の不具合に関しては、新車で購入時にはそれほど大した小症状が出なくても10年、15年とその車を所有していると、何故か調子が悪いし、何故か車がおかしいと、原因不明で修理工場に持ち込まれる車が増えてくるのです。

 

 

プロが診断をしても原因が分からない車の不具合も多い。

 

実際に、自動車修理工場を経営している社長さんに確認をして見ると、そういった不具合で車両診断を希望するお客さんは年々増えてきているが、プロが診断をしても全く異常が見当たらないとか、原因が分からない不具合も少なくなく、本当に面倒とのこと。

お客さんからすれば、プロが見ればどのような車の不具合でも直ぐに確実にわかると思っている方も多いんですけど、実際には簡単には原因が分からない事も多くて、本格的いエンジンをバラすとか、相当な時間をかけて診断をしないといけなくるのです。

そうなると、当然車両の原因不明の不具合の診断費用も高くなりますので、エンジンでもおろした際には10万円は確実に超える費用がかかりますし、エンジンやミッションをバラしたり、ハーネス周りをばらしたり、ダッシュボードをバラす事になります。

しかし、ここまでやってしまうと10万円、20万円では不具合を探しだけの診断料金だけでも足りなくなる恐れがあるため、よほど愛着のある車以外は、一括査定で早めに売却をして車そのものを買い替えたほうがベストな選択肢になる事も少なくありません。

 

 

原因不明で調子が悪くなった車は一括査定で早めに売却。

 

愛着がある車でしたら、なんとしてもいくら費用がかかっても、その不具合を直したいと思う人も少なくなくて、知り合いの自動車修理工場には100万円単位の予算を用意して、その不具合の特定と修理改善を依頼しているお客さんも沢山います。

既にそのような不具合が出ている車というのは新車登録から10年以上は経過してしまっている車であることも少なくない為、100万円単位の費用をかけて修理をするなら、普通の人の感覚なら買い替えた方がコスト的なメリットが出ることになります。

多走行の車、登録から5年以上経過した車、10年以上経過した車などは、中古市場で人気車種以外は極端に買取価格が安くなる傾向にありますけど、一括査定を可能なかぎり行えばそれでも高く買ってくれる業者もいるかもしれません。

また、一括査定を行って買取価格が全くつかない場合は、事故車や不具合の多い車、廃車買取業者もありますから、そちらで査定の見積もりを取ればより安心ですし、何より一旦車を処分することにより、余計な修理費用を負担しなくて良くなります。

プロが分からない不具合が発生するような車に乗っていても、これから自動的に調子が良くなることなどはない訳ですから、一旦その車を一括査定で売却を行い、修理や診断にかかる費用を使って新しいクルマを購入したほうがメリットはありますね。

ちょっと最近不具合が多いな、原因がわからないなと思った、一括査定でその車がいくら位で売れるのかを確認して、状況次第で売却するようにしておくと便利です。


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