BMWも格安50万の金融車を購入時には名義変更が重要

中古車を購入する場合は、ディーラーや中古車販売業者などからその時に相場に見合った金額で中古車を購入することになり、ディーラーでは割高になる認定中古車と言った車もあり、きちんと管理された保証付きの中古車を購入することも出来ます。

ただ、BMWとかベンツ等の外車の場合、中古であってもそれなりの金額で取引されていることも多くて、本来無理をして購入するべき車ではないのですが、どうしてもBWMとかベンツが欲しいと考える人もいるわけで、どうしたものかと考えます。

その際に、どこからか金融車、いわゆる金融流れの中古車であれば相当格安な金額で購入できるといった誘いを受けることも少なくなくて、特に経営者の人でしたら、どこかのキャバクラ等でそういった話を持ちかけられることもあるかと思います。

 

 

目次

そもそも金融車とは一体どのような車のことなのか?

 

最初に金融流れの車、いわゆる金融車がどのような車であるかを知っておく必要があるのですが、これに関してはその名の通り、借金の形に担保として押さえられている車のことであり、本当の車の持ち主がお金を返せなくて車を押さえられている状態です。

それ故に、車検証の所有者ではなくて、全然違う別の他人がその車を運用していることが殆どであり、基本的には借りた借金を返せないのであれば、担保として預けている車も取り返せないのですが、大抵はもう二度と借金を返済できない事が普通です。

その為、その金融車は名義変更が容易に行えないことが多いのですが、状況により債権者が債務者に名義変更をさせて合法的に買い取ることもありますし、それも合わせて金融車として扱うこともありますので、金融車の場合は名義変更が出来る車であるかを確認することが重要になります。

 

 

金融者の購入の話を持ちかけられたら名義変更可能なのかを確認。

 

投資家や富裕層の人などとお付き合いがあれば、個人間でBWMとベンツを買わないか?と持ちかけられることも有りますので、その際に格安の50万円でも構わないと言われた場合は、喜んで購入する前に事前に車両の名義を確認して下さい。

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車の売買を持ちかけた相手と車検証の名義が異なる場合、名義変更などが面倒なので単に今すぐ現金化したくて格安の50万円でベンツやBMWを買わないかと話してくる人たちもいますので、万が一名義変更できる車を善意で譲ってくれるのであれば、状況次第で格安購入するのは十分ありだと思います。

稀に、富裕層の人とお付き合いしていると、好条件で格安の車の売買を持ちかけられることもありますが、それを購入すると、追加で面倒なお願いをされる場合もありますのでその点は注意しておいたほうが無難です。

いくら格安のBMWやベンツであっても、確認を行い名義変更が出来ない金融車の場合は、それを購入すると後々、色々な問題が発生しますので、やすいのでこのベンツやBMWが欲しいと思っても絶対に避けておいたほうが無難であると言えます。

 

 

名義変更できない金融車を購入したらどうなるのか?

 

借金の形に差し押さえられた金融車であっても、債権者が名義変更の処理をしている場合でしたら普通に中古車の個人売買扱いになるのですが、名義変更が出来ない金融車の場合は、他人の車を乗っている状態になることに注意しないといけません。

名義変更出来ない理由は、車検証の所有者が何処かに逃げてしまっている場合、連絡がつかない場合、不当な手段で差し押さえれた場合など、いろいろな状況が想定できるのですが、名義変更ができない車の時点で、普通の車ではないわけですね。

なにしろ、任意保険に加入するのも大変難しくなりますし、税金の問題や車検の問題などもあり、車検が有効な期間でしたら車庫証明などの色々な問題があるとは言え、一応公道を運転することは可能なんですけど、車検が受けれないのは致命的です。

車検が受けれない理由については、単に自動車税の通知が車検証の所有者の元に届くからであり、借金が払えないので車を差押られている人が、自動車税の支払い能力があるとは思えませんし、逃げている場合はどうにもなりません・・・。

ついでに、他人名義の車なので勝手に廃車にすることも出来ませんので、車検が切れてしまったら、もうどうにもならない処分もできない車いなる為、取扱には本当に困ることになりますから、金融車に手を出すのだけはやめておきましょう。


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