旧車で交通事故に遭遇すると100%被害者でも修理代でトラブル!

ここ最近、日本国内ではMTの車が殆ど発売されなくなり、新しい車はオートマばかりでスポーツカーも昭和末期から平成初期にかけてのバブル時代の魅力のある車が発売されなくなってしまったので、あえて新車ではなく中古車を購入する人も増えています。

日本の国産車の場合、10年落ちはおろか20年落ちでも全く問題がありませんし、問題が発生していても腕が良いプロのメカニックにかかれば、殆どの車が新車かそれ以上の状態に蘇りますから、後は愛情とお金次第で古い車でも安心の市場になっています。

ただ、この旧車というのは新車と比べても何かとお金が掛かる車になっていて、中古車相場でも車種によってはここ最近の新しいクルマを購入するよりも高い金額が必要なことも少なくなく、更には廃盤になったパーツはワンオフで用意しないといけません。

 

 

目次

旧車を購入するなら資金に余裕が無いと交通事故の修理が大変。

 

旧車の購入を希望する人で、慣れていない人は古い車なので購入コストも安くて維持費も安く、保険料も安いと思っている人もいるかもしれませんが、実は旧車の維持費は大変高額になることが多く、特に昭和末期に発売された古い車は相当なお金が必要です。

ハコスカGT-Rにしても、現行型のGT-Rよりも高い金額で中古相場で取引がされていることも多くて、維持費もかなりのお金が必要になりますし、既に純正部品の多くが廃盤になっていますので、何かトラブルがあればその都度ワンオフで用意する流れです。

旧車のトラブルの中でも一番困るのが交通事故の問題であり、中古車相場は高くて交通事故の際の修理代が高くても、車両保険に加入できない車が圧倒的に多いので、自損事故をした日には、多額の修理費用を自己負担をしないといけなくなる事があります。

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旧車で交通事故に遭遇すると100%被害者でも修理代でトラブルに!

 

これ、既に平成初期頃の車ではこの問題が交通事故の度に浮上してくることになるのですが、自分に全くの過失がなくて100対0の交通事故に遭遇して被害者になった場合でも、相手の保険会社が修理代を満額支払わない状態になることが少なくありません。

その理由は、経済的廃車と言って、交通事故の際の修理代が、その車の中古車相場の時価を超えている場合、保険会社が支払い拒否をする事が殆どであり、旧車の場合は20年落ち、30年落ちは当たり前なので時価価値がないと保険会社が判断するのです。

実際には保険会社の主張は現実離れしている金額であることが多いことや、トヨタ2000GTのように明らかに時価相場が高いクルマなら別でしょうけど、よくあるロードスターやRX7、AE86等の車はかなり低い金額しか提示されないことだってあります。

 

 

旧車を購入する際には交通事故の際の対応をよく勉強しておきます。

 

旧車の維持費が掛かるといっても、日常的なメンテナンスの費用でしたら大凡のコストが事前に分かりますし、予算配分も出来るんですが、交通事故の修理代については事前にある程度対応方法を勉強しておかないとその時になってかなり困ることになります。

旧車の場合、保険はソニー損保等のネット通販型ではなくて、代理店型の保険を契約するのがお勧めであり普段から保険の代理店と親密な関係を作っておき、万が一いわれのないもらい事故の被害者位になった場合の対策や大まかの予算を知っておくべきです。

相手が100%悪い交通事故の場合、車の時価価値が基準になりますけど、それでも相手の保険会社はかなり低い金額を提示してくるのが普通であり、知っていても知らないふりをしてきて保険金を払わないようにしますからその時にどう主張するかになります。

いずれにせよ旧車が大ダメージを受けるような交通事故になった場合は、本当に修理代にお金がかかりますし、交通事故の相手との支払いでも揉めることになりますので、普段から相当な余裕を持ったお金の資産管理をしておかないと長期の維持は出来ません。


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