車を購入する際に、通常は一括で支払うのが普通であり、節税目的などでしたら別なんですが、一般的な利用目的の人が車をローンで購入するのは全くお勧めできませんので、可能であれば現金一括で購入できる車を選んで購入するのが良い判断になります。
それでも、どうしても欲しい車があり、現金がなくてローンで購入しないといけない場合であれば、必ず一般の車両保険に加入するようにしておき、万が一車両保険を含めた任意自動車保険の保険料が支払えないのであれば、車の購入は一時中止をしましょう。
その理由としてはとても簡単で、車をフルローンで無理をして購入している時点で、支払い能力の限界を超えた買い物をしている訳であり、更には任意自動車保険の加入及び一般の車両保険に加入できないのであれば、正に無謀としか言えない状態だからです。
目次
ローンで購入した車は必ず一般車両保険に加入する理由。
車をローンで購入するのであれば、そのローンの支払が終わるまでは必ず一般の車両保険に加入しておくべきであり、お金が勿体無いとかそもそもお金がないので車両保険に加入することが出来ないのであれば、最初から車は購入するべきではありません。
実際に無理をしてフルローンでマツダのRX7を購入した後輩がいたんですが、20歳でRX7の場合は保険会社が契約を拒否してきますので、それでも何とか知り合いの代理店にお願いして車両保険を含めた自動車保険に加入するくらい保険は重要なのです。
その理由としては、ローンで購入した車が交通事故などで全損した場合、車を廃車にしたとしてもローンは残りますので、ローンの支払を車がもう手元にない状態で行わないといけなくなりますから、それに耐えきれなくなる人が多くて本当に苦痛だそうです。
ローンの支払が終わるまではそもそもマイカーですらない現実。
車をローンで購入すると、車の所有者がディーラー等になっていて、そもそも自分のマイカーですらありませんので、そんな車を車両保険無しで乗り続けること自体があまりに危険な行為になりますし、最初っから身分相応の車を購入したほうが良い訳です。
自分が購入したから自分の車なので、保険なんか車両保険は高すぎるのでいらないと思って軽い気持ちで乗っていると、いつ交通事故に巻き込まれるか分かりませんし、交通事故に巻き込まれてしまった場合は、最悪は廃車になりローンだけが残る訳ですね。
これが、現金一括で購入している車であれば、最低限の対人無制限、対物無制限に加入していれば、後は車が廃車になったので困った位で済むのかもしれませんが、更にローンが残っていてその支払をしないといけないのであれば、ダメージは計りきれません。
ローンで車を購入するのであれば一度資産と車種を見直しましょう。
車をローンで購入しようとしている時点で、もはや自分の生活レベルの限界を超えている買い物をしている状態であり、更に車を購入後に最もお金のかかる車両保険に加入できないのであればもうそれは車を購入しないほうが良いと言っているような状態です。
かつての自体は、メディアなどが煽ってお金がない年齢が若い人たちに高額なスポーツカーなどをフルローンで購入するのが当たり前のような煽りなどを平気でやっていましたが今の時代にはネットで正しい情報が沢山入手できるのでその必要性もありません。
どうしてもローンを組まないと購入できない車が欲しい場合、一般の車両保険に加入できる余裕があるのか、それで生活が出来るのかを考えておかないと、事故を起こさなくても早い段階で車を手放す事になりますので、身の丈にあった車を購入しましょう。