誰しも意図的に交通事故を起こしたいと思っている人はいないと思いますけど、自分に落ち度がなくても、いつ起こるか分からないのが交通事故ですから、それに備えて普段から任意自動車保険に加入していて、もしものときに備えて車の運転をしています。
しかし、事故は突然発生するものであり、家族で旅行に出かけている最中に、割り込みをしてきた車と衝突したり、信号待ちの際に車に衝突をされたりしてしまって、その際には相手が無保険などの場合は保険を使って自己負担で修理をしないといけません。
その場合、保険を一度使うと等級が3等級ダウンすることになりますので、20等級の人が交通事故を起こすと17等級になり、12等級の人が事故を起こすと9等級になり、保険に加入して一年未満の6等級の人が事故を起こすと3等級になります。
この場合、どのような等級であっても必ず3等級ダウンすることになりますので、一見してどれも同じに見えないこともないのですけど、この場合に注意しないといけないのは等級が6等級から8等級の人が交通事故で保険を使った場合になります。
保険の等級が6等級から8等級の人が保険を使い場合注意しないといけないこと。
では、何故、6等級から8等級の人が交通事故で保険を使う際に注意しないといけないのかと言えば、交通事故を起こして保険を使う場合、必ず3等級ダウンすることになりますので、6等級から8等級の人が保険を使った場合、3等級から5等級になります。
これは、新規で任意自動車保険を契約している人の6等級を下回ることになりますので、6等級の人が割引なしの新規スタートであることを考えれば分かる通り、3等級から5等級は保険料がかなりの割増料金になる対象になっていると思って下さい。
更に、保険の等級が6等級を下回ると、特に等級が3等級以下になった場合、翌年の任意自動車保険の更新を拒否される対象になることも多くて、その場合は割増の保険料を支払うと行っても保険会社が契約更新を拒否しているわけですからどうにもなりません。
交通事故に遭遇したからと行って、任意保険をいつでも使えるわけではなく、等級が20等級の人なら別でしょうけど、6等級、7等級、8等級の任意自動車保険を契約してから3年未満の人の場合、この期間は何が何でも交通事故を起こさない気持ちが大切になってきます。
任意自動車保険については等級が9等級以下なら自前での対応も視野に。
交通事故を起こしてしまって、誰が見ても重大な事故であると判断できるような状況の場合、もう最初から保険を使うしかないのでしょうけど、少しぶつけたくらいの場合でしたら、物損事故で相手の修理代が10万円位で収まる場合もあります。
その場合、相手が代車を要求するなどの状態になった場合は、それなりの費用が発生することになりますけど、それでもそれ程費用がかからないのであれば、あえて保険を使わずに自腹で対応する方法もないわけではありません。
その目的は保険の等級を下げないためであり、よく年以降保険の契約更新を保険会社に拒否されるとか、割増の保険料を計算すれば、実は保険を使わなかった方が良い場合もありますので、自分で判断をせずに、直ぐに保険会社に相談をしたほうが無難です。
交通事故の相手によっては、普通に純粋な修理代のみの負担で良いと言ってくる人もいますし、過失割合によっては50対50で、自分も相手も半分は自己負担になることもありますから、総合的にいくら位の修理代が掛かるのかを計算して、保険の等級を下げたくない場合は、一度保険会社にどうすれば最適なのかを相談してみましょう。