無理をして日産GT-Rを購入しても必ず手放す理由

日産が発売している日産GT-RはR35と呼ばれている現行タイプのGT-Rであり、オートマ仕様の車しか無いのが特徴的なのですが、価格がかなり高い車になっていて、新車であれば1000万円を超える車であり、ニスモの限定モデルでは更に高額な価格帯です。

発売から10年以上経過していることから、現在ではお手頃に感じる日産GT-Rの中古車も売られていますので、なんとか無理をしたらこのR35を購入できるのでは?と思いつつ、無理をしてローンを組んで購入しようとする人もいるんですが、止めましょう。

その理由ですが、確かに本体自体は日産GT-Rも中古の5年落ち、10年落ち等でしたらかなり相場が下がっているのですが、この日産GT-Rという車は、本体化価格をポルシェ等よりも低くして、その後に必要になる維持費で利益を出すタイプの車だからです。

 

 

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無理をして日産GT-Rを購入しても必ず手放す理由。

 

中古で400万円位の日産GT-Rを無理やりキツキツで購入した場合でも、その後にこの車にかかる維持費は新車と殆ど変わらず、更には初期型にはミッションの不具合等もあり、万が一故障でもした場合、既にメーカーの保証が切れているので自己負担です。

また、タイヤも相当高額な車になっていて、4本同時交換が基本な上に、ブレーキパッドやブレーキローターも一式で交換する仕組みになっているので、壊れたら特定のパーツだけ交換するって方法でのメンテナンスができず、エンジンオイルも高額なのです。

その結果、無理をして日産GT-Rを購入しても、かなり早い段階で手放すことになりますのでこの車を中古で購入する際には相当な資金の余裕を持っている人でないと、駄目って事ですから、どうしてもGT-Rが欲しい場合は、R34を購入したほうが良いです。

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R34GT-Rの中古相場が劇的に値上がりしている理由は? 

 

日産GT-Rが発売される前の前期GT-RがR34になるんですけど、現在、このR34GT-Rの中古相場が劇的に値上がりをしているので、この車が欲しい人はなるべく早めに購入しておいたほうが良く、既に発売が終了していて今後、値下がりする理由もありません。

R34は基本性能が高く、R35と比較してコンパクトですし、何よりATのみになってしまったR35と比較して、R34はMTオンリーなので、今でもMTが好きでGT-Rが好きって人には圧倒的な人気がありますし、海外に行くと更に人気がるのがR34GT-Rなのです。

それに故に、中古ではR35よりもR34の中古車の方が相場が高いって状況になっていることも多く、維持費も安くはありませんが、R35と比較するとR34は劇的にコストが安くなり、更にはチューニングも容易にカスタマイズが出来るので人気があります。

 

 

R35は新車を現金で購入できる人以外はお勧め出来ない?

 

現行の日産GT-RであるR35を購入する場合、税金対策で5年落ちを購入している人などは別として、税引き後の所得から購入するのであれば、現金で新車を購入できるくらいの資金的な余裕がある人でないとあまりお勧めは出来ませんし、維持費もきついです。

日産GT-R自体が、本体を出来る限り安くして、その後は購入者がネジ一本勝手に交換できないようなシステムで日産の専門工場のみでメンテナンスをすることにより、長期的な利益を出すような仕組みで販売されている車であることを理解するべきですね。

車両本体だけをみて安いと判断するような資金力がない人が無理やり中古で型落ちの日産GT-Rを購入しても、次回の車検までの維持費で厳しくなり、車検時には驚くべき請求が来て支払えないとなりかね無いので、購入するならお金に余裕がある人だけです。


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