特に昭和末期から平成初期に発売されていた、ハチロクやRX7等のスポーツカーに多いんですけど純正のまま乗るのではなくて、自分が好む仕様に変更をしたり、外装を大幅に変更した状態で乗りたい人が少なくなくて、大抵の人がチューニングをしています。
チューニングと言うのは、簡単に言えば車の改造のことで、悪く言えば不正改造とか、単なる改造って表現する方もいますし、人によってはその表現方法も全然違ってくるんですけど、やっていることは車の性能を良くしたり、実は悪くしたり色々ですね。
この車のチューニングは個人がDIYで行えるものと、最初からプロショップに依頼しないと到底実現できないものに分かれていて、車の性能に関わる本格的なチューニングに関していえば、ほぼ間違いなく最初からプロショップに依頼したほうが無難です。
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プロショップで車の改造をしたら故障しやすくなるの?
そこで、一般のお客さん向けに車のチューニング、いわゆる車の改造を行っているのが整備工場の中でも特殊な技術や経験を持っているメカニックが経営しているプロショップ、チューニングショップと呼ばれている、独立した専門の車両整備工場になります。
当然ですが、ディーラーや一般的な修理工場よりも高いクルマの技術やノウハウ等を持っているのが最大の売りであり、ショップごとに色や特徴も異なるので、エンジンチューンに強いショップとか、エアロなどの外装の交換に強いショップなどがあります。
ただですね、こちらのプロショップに車のチューニングの依頼をすると、当然純正の車を改造する訳ですから、耐久性が低くなったり壊れやすくなったりする懸念を持つ人も多く、その場合は実際なのかといえば、全てにおいてケースバイケースになります。
ショップの技術力が低ければ故障しやすくなるどころか破損する。
色々なプロショップを見てきましたし、友人たちもハチロクとかインテグラRとか、GT-Rとかランエボとか、色々なスポーツカーの改造やチューニングをしてきましたが、確かにプロショップを名乗っていても実際には素人並のショップも有りました。
もちろん、凄腕でレーシングカーの製作などに関わっていて、本当にこだわりを持っているプロショップもありますので、病院にヤブ医者がいるのと同じで、プロのチューニングショップにもとんでもないショップが有るのも事実で本当によくありません。
友人もプロショップに依頼をして車のエンジンのオーバーホールの依頼をしてみれば、余計に状況が悪くなってしまい、水温が異常に上昇してまともに走らない車になってしまって、結局は他のショップに持ち込んで最初からやり直したりしていました。
信頼できるプロショップなら車は本当に調子が良くなります。
私も色々なプロショップを見てきましたが、叩き上げの技術系のエンジニアが社長をやっているプロショップはとにかく技術力が高いのは当然のことなんですが、お客さんに分かりやすく説明をしたり、あまり儲けにならないような相談などもしてくれました。
それで、色々と車を任せたいプロショップを探していたところ、結局最終的にここなら良いってショップが見つかりましたので、そちらにエンジンのフルオーバーホールの依頼をしたり、日常的な点検を依頼したりしているのですが、すこぶる調子が良いです。
プロショップに依頼をして車の改造をしたら故障しやすくなるか?、については、あくまで持ちんだ先のプロショップの腕次第であり、それを判断できないと故障しやすくなるって話なので、改造やチューニング=車の耐久性が劣るという訳ではありません。
見栄えだけ良くてもなんの実績もないプロショップを名乗る業者に依頼をすると、オートバックス以下の技術しかなく、車がまともに動かなくなったり、余計に調子が悪くなったりするので、そうなったら一括査定で高く売却をして買い換えるのもありです。