社外品のエアクリーナーを車検時に新品交換する理由

車には沢山のパーツが使われていて、それらのパーツのどれか一つでもなくなってしまうと車が動かなくなったり、様々な不具合が発生することになるんですけど、その中でも以前、実際に原因不明の不具合が発生してしまって、最終的には車のハーネスを全て交換することになってしまったことがありました。

車の部品の中でハーネスを交換する場合は、内装からダッシュボードを全てバラバラにしないといけませんので、かなりの手間隙と工賃、意外に高額な部品代が必要になりますので、それを考えるとハーネスを交換しないといけない不具合は事前に防ぐのが最も適切な対応だといえます。

また、ハーネスの部品自体がかなり高めの部品になっていて、部品代だけで20万円異常することも少なくなく、工賃も15万から30万円位の費用がかかりますので、出来れば交換したくないパーツの代表的なものだと憶えておくと便利です。

 

 

目次

早速ですが、車のハーネスってなんでしょう?

 

車にはハーネスと呼ばれているパーツが必ず用意されていて、ハーネスと言うのは車全体の電装部品の配線の事ですから、これがないと電力を車全体に供給することが出来ないため、エンジンそのものがかからず、車が動くことは先ずありません。

その為、ハーネスは車全体の見えない部分に設置されており、ダッシュボードの裏側から、車内の座席に下から、エンジンルームにかけて、トランクルームにかけて、車の電力が発生している箇所全てにハーネスを経由して電力が行き渡るようになっています。

このハーネスが運転中に突然炎上してしまい、車から煙が発生して、エンジンからはガタガタと振動音がし始める事になり、相当焦ってしまったことがありますので、何故そうなったのかについて、詳細を書いていきます。

 

 

運転中に突然車内から煙が発生してエンジンから異音が発生。

 

友人を乗せて車の運転をしていた時の話なんですけど、運転中に突然エンジンが故障をしたような症状になり、ガタガタと大きな音を建てて振動し始めましたので、もしかしたらエンジンブローにでもなったのかと顔面蒼白になってしまいました。

タペットの破損?、ピストンやコンロッドの破損?、通常のエンジントラブルでここまでの大きな振動や騒音がすることはありませんし、エンジンからはそれからずっと異音が発生して、不快な振動も出ていますので、これは危険と思った瞬間・・・。

ボンネットから白い煙とプラスチックが燃えたような匂いがはっせいしてきて、それが車内にも発生してきましたので、いよいよ車が炎上するのかと思い、一旦路肩に車を寄せてから様子を見ていたところ、どうやら炎上はしなようでした。

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一度炎上した車はあっというまに相当な勢いで燃えていきますので、運転中のエンジン異常やボンネットからの煙や発火、それらが発生したら速やかに車を安全な場所に停車させて、一旦様子を見ながら専門工場に連絡をしたほうが無難です。

 

 

エンジンの異音と煙と発火の原因は以外にもエアクリーナー。

 

暫く様子を見ていると、エンジンが炎上する様子もなかったので、再び車に戻ってエンジンを掛けてみることにしたんですけど、エンジンがゴトンゴトン揺れていて、煙と発火はおさまったものの、もうエンジンがブローをしているとしか思えない状態です。

その状態で、なんとか車両整備工場に持ち込むことになり、その場で消化器を渡されてしまったことは大変思い出深い内容なんですけど、メカニックからすれば、いつエンジンが燃えてもおかしくない状態と判断したのでしょうね。

それで、原因を調べてもらったんですけど、何が原因でエンジンがこのような状態になり、ボンネットや車内から煙が発生してプラスチックが燃えているような匂いがしているのか良くわからなかったので、そのまま車を預けて修理を依頼します。

その後、車両整備工場から連絡があり、どうやら社外品のスポーツエアクリーナーが破損していて、その破損したスポンジのカスがエンジンのインマニ側に大量に詰まっていたため、今回のエンジン不具合が発生していたとのことです。

車検の際には毎回エアクリーナーも点検していますし、その際には問題がありませんでしたので、突然エアクリーナーが腐ってしまったのか不具合が出たのかどうかわかりませんけど、純正品ならこうなることは先ずありませんので、その後は社外品のエアクリーナーを使うことは一切なくなりました。

 

 

社外エアクリーナー不具合の代償はとても大きなものでした。

 

エアクリーナー自体がそれ程高価なパーツではありませんけど、社外品のほうが性能が良いと勘違いしていて、その時は純正品を外して社外品を使っていたんですけど、これがそもそもの間違いで、それにより修理代は30万円を超える費用になりました。

別に社外品全てが悪いわけではないんでしょうけど、実際にそれ程性能が変わるわけでもなくて、耐久性が極端に悪くなるのでしたら、当然純正品の方が良いわけであり、その結果、メインハーネスを全て交換することになりましたので、相当な出費です。

社外品のエアクリーナーをつけている人がいれば、車検の際の点検でエアクリーナーに問題がなくても、車検の度に新品のエアクリーナーに交換しておいたほうが無難といえます。


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