ロードスターに助手席から乗る理由とドアが開かない原因

マツダから発売されていたユーノスロードスターと言えば、1989年に発売されたNA6CEが大人気になり、世界で最も売れた二人乗りのオープンカーとしてギネスブックにも掲載されていますが、現在では27年落ちの車になってしまいました。

当時は製造が追いつかない勢いで売れていたユーノスロードスターですが、その後もNA8シリーズが発売されていて、NA8のシリーズ1はフケの悪さから若干不評でしたけどマイナーチェンジしたシリーズ2からはまた人気を取り戻すことになります。

ただ、NA8のシリーズ2はフライホイールが軽量化されていますけど、運転席周辺がコストカットされているなどの特徴もありますし、シリーズ1もパーツを載せ替えれば普通に吹けが良くなりますので、注意する点はミラーくらいになるでしょうか?

このユーノスロードスターは今でも結構な台数が日本の公道を走行していて、20年以上前の古い車なんですけど、マツダの特徴である耐久性の高さもあり、取り回しが良いロードスターは今でも人気で、多くのオーナーさんに愛されている車になります。

 

 

目次

ロードスターの助手席から乗り込む人の謎とドアが開かない理由。

 

今でも特徴のあるデザインのユーノスロードスターは、古くなっても一定の人気がある車で価格もこなれてきていて維持費も安いし、保険料も他の大排気量のスポーツカーと比較したらリズーナブルになっていて初心者の人でも安心のスポーツカーです。

このユーノスロードスターを見かけると稀に、一人で運転をしている人が助手席から車に乗り込むのを見かけることが多くて、あのような狭い二人乗りの車で助手席から車内の乗り込むのは相当大変なんですけど、一体何故そんなことをしているのでしょうか?

普通に考えて、そのまま運転席から乗り込めばすぐですし、ロードスターのような狭い二人乗りの車で助手席から車内に乗り込んで運転席に座るのは相当大変なので、周囲の人達も不思議そうにその光景を見ていることが多いんですがこれには理由があります。

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その理由というのはとても簡単で、運転席側のドアが開かないから助手席から乗り込むしかない状態になっていて、普通の車ではめったに見られない症状なのですが、ユーノスロードスターでは殆どの車がこの症状になってしまうのが最大の特徴なのです。

 

 

金属疲労で折れたバネを交換しないとドアが開かないロードスター。

 

この、運転席側のドアが開かないロードスターの修理を何度もしたことがあるんですけど、原因はドアの中にある金属のバネの爪が折れているのが殆どであり、そのバネが折れているのでドアの開閉が出来なくなってしまっているので交換するしかありません。

ロードスターのドアの中のパーツはアッセンブリー交換品になっている上に、現在では廃盤になってしまっているので、バネだけを交換することが出来ないため、折れたバネを加工してつめを作ったり、以前はタイタンのバネを流用して修理していました。

タイタンと言うのは、マツダが発売しているトラックのことで、これのバネとロードスターのドアのバネが一致する為、タイタンのバネのみをディーラーに注文してからドアを分解して交換修理をしていたんですが、頑張れば誰でも簡単に行える修理です。

 

 

ロードスターは一括査定で売却をするよりも長く乗って欲しい車です。

 

発売から20年以上経過している車が今でも現役で多くの人に乗られている事自体が大変素晴らしいことであり、それがロードスターの魅力になるのですが、やはり20年以上も経過すると色々な部品が故障してきますので、それの対処が必要になってきます。

最近では、ホームセンターのバネでロードスターのドアの修理をしている人もいますので、より交換部品が入手しやすくなっているようですから、ロードスターのドアが開かなくなったら、一括査定で売却をするのではなく修理をして乗って欲しいですね。

ちなみにロードスターの運転席のドアが開かなくなった場合、窓を全開に開けてから外からドアノブをガシャガシャと動かして、中からドアのロックを何度も同時に左右に動かすと応急的にドアを開けることが出来ますので、緊急時はそれでドアを開けれます。


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