BMWやメルセデスなどの車は一般的には高級外車として認識されていて、最近ではレクサスなどのそれらと競合する国産車も発売されていますが、外車は凄いとかお金持ちってイメージが有りますし、何より車両価格が高いですから高級品に該当します。
確かに新車であればBMWとかメルセデス等の車両価格はセダンやクーペで1000万円を超える車種も多くて、フェラーリのように3000万円を超えるような車はあまりありませんが、一般的には価格が高いセダンの車が普通に売られていて中々手が出せません。
中古車を見てみると、比較的年式が新しい5年落ち位の車が国産車と同等かそれよりも安く売られていることも多くて、メルセデス・ベンツやBMWの車もなんとかローンを組めば購入できると考える人も多いのですが、その多くが後悔をすることになります。
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5年落ちの高級外車の中古車価格が大幅に安くなる理由とは?
見た目も綺麗なBMWとかメルセデスなどの外車が何故か5年落ちになると中古車が大幅に安くなっている理由はとても簡単で、そうしないと売れないから安くなっているだけであり、富裕層などのお金に余裕がある人が下取りに出している中古車だからです。
外車も3年間から5年間程は保証がある車が殆どなのですが、5年落ちになるとトラブルが発生した際の保証が無くなり、故障やトラブルが発生した場合は全て自費修理になりますし5年落ちくらいになると国産車と比較して故障率が多くなるケースもあります。
その為、富裕層等の現金一括で余裕でBMWやメルセデスなどの外車を購入できる人は定期的に新車に乗り換えており、保証期間中でしたら何かトラブルがあっても問題はありませんし高く売却できるギリギリのところで手放すので損をしない人が多いのです。
ローンで無理をして5年落ちの外車を購入した人が車を手放す理由。
見た目も綺麗で国産車の感覚では年式も5年落ちなら問題ないし、何かあったら修理をすれば良いといった国産車の感覚でBMWとかメルセデスなどの外車を無理して購入した人の多くが、その後の維持費や修理費用、車検費用の高額さに驚く事になります。
その結果、このような車を維持できないと判断するとディーラーに売却査定に持ち込むことになるのですが、当然その車は下取りに出しても思った金額での査定が出ないことも多くいのですが、もう維持ができない車は手放すしかなくなるのが現実ですね。
外車の修理費用、車検費用などは国産車よりも高くなっていることが殆どで、5年落ちの中古車を購入する富裕層はいませんし、税金対策で購入をする人もいるのですが、本当に儲かっている人は節税はボートや不動産などで行い、車は新車しか買いません。
頑張ってローンで購入した5年落ちの外車を高く売るにはどうする?
外車の購入に関する根本的な仕組みを知らないまま、5年落ちのBMWとかメルセデスを購入したのは良いのですが、あまりの維持費や修理代の高額な金額により、次第にローンの支払が厳しくなると、結論的にはお金を稼ぐか外車を手放すしかありません。
他にも信頼できるプロショップを探しておけば、国産車と変わらない金額で整備が行える場合もない訳ではないのですが、故障率が多い車の場合はそれでも高額な維持費がかかることもあり、ここでローンで購入するべき車ではないことに初めて気が付きます。
このような金銭的に窮地な状況になって四面楚歌状態の場合、どうすればよいのかと言えば、方法としては最近流行りのカーセンサー等の一括査定を行い、なるべく多くの業者から見積もりを行い、それで買取価格を競わせてなるべく高く売る方法があります。
車を売却する場合、個人売買が最も高く売ることが出来るのですが、外車を個人売買で取引するのは慣れていない人にはお勧めできませんし、あとでトラブルの原因にもなりかねませんのでディーラーに査定に出しながら一括査定も同時に行うのがお勧めです。