車を購入すると何かとお金が必要になることが多くて、日々税金が半分を占める高額なガソリン代も必要になりますし、エンジンオイルの交換や聖母品パーツの交換など、何かとお金が必要になるんですけど、その中でも車検にかかる費用は群を抜いて高額になっていることが殆どになります。
日本の場合は新車の場合は3年間は車検は必要ありませんけど、それ以外の場合は2年間に1回のペースで車検を受けなければならず、車検を受けないと公道を走行することが出来ませんので、自動車税だけが発生する置物になってしまいます。
車検の場合はディーラーや車両整備工場など、何処に車検を依頼しても殆ど車検費用が変わらないと言った特徴があり、その理由については、車検費用の大部分が重量税などの税金や自賠責保険等の強制保険料になっていることが上げあれます。
車検にかかる費用を安くしたくても簡単には安く出来ない理由。
その為、車検費用を安くしたい場合、それ以外の基本的な整備にかかる費用を安くして税金以外のどうにもならない費用以外をコストカットするしかありませんけど、どのような業者に依頼をしてもそこまで安く対応はしてくれません。
当たり前ですけど、ディーラーや車掌整備工場も必ず固定費がかかっているわけですし、特にディーラーは目立つ場所にそれなりの店舗を構えていますし、従業員も何人も雇っているわけですから、それを維持するための費用も必要なのです。
特に車を整備する施設や工具と言うのは大変高額な金額であることが多くて、リフトやアライメントを調整する器具などはあまりに金額が高いことからリース契約になっていることも多く、毎月の固定は結構な金額になることが多いのです。
ついでに言えば、車検整備というのはディーラーや自動車整備工場にとっては美味しい仕事に該当するため、あえてそれの金額を安くしておいしい仕事を手放すことなどする必要性もないですから、車検費用はそういった理由で中々安くはなりません。
ユーザー車検をすると車検費用は安くなるのか？
そこで最近登場してきたのがユーザー車検と呼ばれている、自分で車検に必要な書類を制作したり車両の点検を行い車検を自分で受ければ、当然車検の際に掛かるディーラーや自動車整備工場に支払うべき費用が必要なくなりますので、車検費用を安くすることが出来ます。
しかし、実際にユーザー車検をやってみれば分かりますけど、素人がそれをするのは想像以上に難しくて、検査場に車を持ち込んでも車検の検査を合格することが出来ずに、結局は車両整備工場に車を持ち込んで車検整備を依頼する人が結構いらっしゃいます。
その為、ユーザー車検にかけた時間を計算してみれば、最初からディーラーや車両整備工場に持ち込んで車検整備を受けておいたほうがかなりのお得な金額になっていた状態になることも少なくありませんので、余程に自信のある人以外はユーザー車検は余りお勧めできません。
プロも専門業者に依頼をしているのが車検です。
また、実際にプロの車両整備に関わる人であっても、車検は知り合いの整備工場に依頼をすることが普通なので、プロが自分で車検をしないのですから、素人が自分で車検をしようとする行為は正直ってどうなのかな？と思いますね。
プロが自分で車検をしない理由ですが、自分の車の整備をしてもお金にならなので、それにかける時間があるなら、本業をこなしていたほうが利益になる事もありますし、付き合いのある整備工場に依頼をしておくのも営業的には結構重要なのです。
ユーザー車検については、自分でそれが出来る人ならやっておいても損はありませんし、勉強を兼ねてやるのであれば十分価値はあるかと思いますけど、やはりプロの専門業者に依頼をして、金額だけではなくて車の不具合や部品の交換等のこともありますから、専門家にお願いしておいたほうが無難といえますね。
