所有している車が必要なくなった場合、多くの人が車を中古車買取専門店に査定を出してなるべく高くそちらに売却をするか、親しい友人にお手頃価格で売却をするか、買い手がいない場合は廃車買取専門業者に依頼をして引き取ってもらうことになります。
使わない車は、そのまま放置しておいても保管場所を永遠に専有することになりますし、車検が切れてしまうと公道を運転できなくなってしまいますから、早々に処分しておいたほうが良いですし、上手く行けば税金が還付される場合もあります。
車ほど使わない時にじゃまになりお金が必要になるものはありませんからね。
今でしたらネットで廃車買取業者に依頼をすれば、上手く行けば数万円の価格がつくこともありますし、最悪どんなに古い車で動かない車であっても、確実に0円で引き取ってくれますので、廃車をする際に費用が発生することもないので便利な時代です。
ただ、廃車買取業者というのは、確かにどのような動かない車であっても引取費用を請求されることもなくて、最低でも0円で引き取ってくれるんですが、実際にはもっと高く車を処分する方法があり私の友人がそれを行っていましたのでご説明します。
廃車を最も高く売る場合は解体してヤフーオークションで販売。
使わなくなった廃車を最も高く売る方法は、実はとても簡単であり、自分で解体をしてヤフーオークションなどで売却をすれば結構な金額になることが多く、特にエンジンやミッション、デフ等はそこそこの値段で売れますので、この方法なら高く売れます。
ただし、車を解体する専門知識や工具、解体場所が必要になりますので、私の友人のように鉄工所を経営していて、その場所で解体を行い、最終的な鉄の部品をさばくルートが有る人なら別でしょうけど、普通の人には結構難しい方法になります。
エンジンを下ろすだけでも普通の人には到底出来る作業ではありませんから、現実的ではないんですけど、特定の車種になると解体をしてパーツを販売すればそれだけで商売になることもある為、ヤフーオークションではそういった業者を見ることもあります。
自分で車の解体が出来ない人でも、簡単に外せるようなアルミホイール等のパーツなどは自分で外してからヤフーオークションで売却をして、後の残った部品を廃車買取専門業者に依頼をして、引き取っていただければ最も高く車を処分することが出来ます。
スポーツカーや4WDの部品が中古市場では最も高く売れます。
車を解体して部品を売却する場合ですが、どのような車のパーツでも高く売れる訳ではなくて、売れない車のパーツを時間をかけて解体して、結局誰も入札しなかったでは意味がありませんので、事前にパーツの需要がある車なのかを確認しないといけません。
この場合、どのような車のパーツが高く市場で売却できるかについては、基本はスポーツカーやジムニー等の4WDの車であり、例えばマツダのRX7やホンダのインテグラTYPE-Rの部品はかなり高くても中古市場で需要があるためどんどん売れます。
逆に売れないパーツと言うのは、セダンやコンパクトカーの部品であり、これらの車は自分で解体してパーツで売るよりも、最初から廃車買取専門業者に依頼をして引き取ってもらった方が余計な時間を取られることもないので、快適に処分出来ます。
スポーツカーやジムニー等の4WDのパーツが中古市場で断続して需要がある理由については、この類の車は所有者が長期間に渡って同じ車を所有をすることが多いことや、車に対する知識や関心が大変高くて、自分で整備をする人が多いからです。
それとは反対にセダンとかコンパクトカーの場合は、自分で整備をしたり長期間同じ車を所有することなく、単に移動の道具として車を所有していて、数年単位で買い替えたり、全く手を入れずにそのまま処分することが多いため、中古パーツの需要が殆どないのです。