車を購入する場合、新車で購入をする人、中古で購入する人、通常ははこのどちらかの車を購入することになるんですけど、稀に新古車と呼ばれている車を購入することになる人もいるかと思いますが、新古車って一体何のことなんでしょうか?
新古車と言うのは、未使用車とも言われることがある車のことであり、新古車を購入できる場所はほぼ間違いなくディーラーになりますので、その名の通りディーラーで扱われている新しいけど古い車から新古車、未使用車と呼ばれています。
新古車については、ディーラー内で展示されていた車、試乗用に使われていた車等、一度新車登録をされている車なんですけど、一度もディーラーから誰かに販売されたことが無い車になりますので、新車でもないし中古車でもない車となっています。
実際に、私の友人がディーラーにて新古車を購入しましたので、それに同伴してみて色々と感じたこともありますから、そちらについてかいてみたいと思います。
ディーラーで新古車を購入するメリットについて。
ディーラーに車を確認しに行った際に、いろいろな車が展示されていますが、中古車に並んでやたら年式が新しくて綺麗な車が付近に並んでいることがあり、よく見ると新古車とか未使用車とプライスタグに書かれているのを見ることがあります。
新古車の場合、ディーラーが試乗用に登録をした車であったり、売れ残った車であることもあるんですけど、実際には殆ど新車と変わらないコンディションを保っていることが多くて、保証も新車を購入した状態で受けることが可能になるのが特徴です。
本来の未使用車の意味は、全く使っていない車を指すのでしょうけど、このあたりは曖昧になっているようで、ディーラーが試乗用に用意している車、展示用の車、売れ残った車をディーラーが買い取った車等、色々と種類はあるようです。
ただ、新古車の場合、価格がかなり安めに設定されていることが多くて、同じ車を新車で買うよりも大幅な値引きが期待できますし、実際に40万円くらい安く購入することが出来ますから、友人はそちらの新古車を購入することに決めたようでした。
ディーラーで新古車を購入するメリットは、殆ど新車と変わらないコンディションにも関わらず価格が安い事、保証が新車並みの条件で受けれること、状況により車検の期間が中古車よりも長いこと等が上げられます。
ディーラーの決算期には高年式の新古車がゴロゴロ出てくる?
私の友人が、ディーラーで新古車を購入した際には、丁度決算期だったこともあり、ディーラー側もなんとしても購入して欲しいと言ったお願いのような営業をしてきましたので、殆ど車検が3年位残っている新古車をかなりの値引きで購入できました。
新古車や未使用車と言っても、色々な人が何度も試乗しているとか、長期間に渡ってディーラーで酷使されている車になると、実態は中古車と変わらないコンディションの車もあるんですけど、友人の場合は本当の殆ど新車に近い新古車だったようです。
決算期になると、ディーラーにはノルマのようなものがあるようで、どうしても新車をメーカーから購入しないといけなくなることもあるらしくて、それが売れない場合は、当然ディーラーの在庫になりますので、それが新古車になる訳です。
車検もほぼ3年で、新車と変わらないコンディション、対応も新車と同じサービスと保証が受けれて、価格は新車で買うよりもかなり安い金額になれば、余程の理由やこだわりがない限りは、新車を買う理由がありません。
新車に関しても、誰も運転席に座っていない車ではありませんし、必ず工場から移動させる際には専門の人達が運転席に座って運転をしているわけですから、状態の良い決算期の新古車を狙えばお得に購入できるというわけです。
この購入方法のデメリットは、決算期はいつも必ず発生している訳ではありませんので、大抵は3月くらいだとは思うんですけど、決算期とズレた時に新古車を探している場合は、若干程度が落ちる車しか見つからない場合もあるかもしれません。