自動車保険のノンフリート等級の仕組みについて

車を購入すると必ず加入したほうが良いのが任意自動車保険であり、これに加入していない状態で交通事故に遭遇してしまうと、普通の人では支払い不可能になる位の損害賠償請求がされることもありますので、忘れないように必ず加入しましょう。

任意自動車保険の場合、年齢と等級、車種によって保険料が全然変わってくるんですけど、最低でも対人無制限、対物無制限の保険に加入していれば、後の車両保険や人身傷害保険はなくても大丈夫とは言いませんが、賠償責任で困ることはありません。

ノンフリート等級が20等級前後の人の場合、上手くやれば保険料を年間20000円以下にすることも出来ますから、任意自動車保険で支払うお金がない人は、無保険状態にしないように、最低限度の保険で暫く契約するようにしておくと安心です。

 

 

任意自動車保険でよく聞くノンフリート等級って何のこと?

 

ノンフリート等級というのは、任意自動車保険を契約した際のその契約者に紐付いているランクのようなものであり、最初は6等級か7F等級から始まることになり、最終的には20等級を最大値として、毎年無事故なら1等級単位で数字が増えていきます。

ですから、大した意味はなくて、単なるランクやレベルのようなものであり、ノンフリート等級が高い人ほど保険会社からの評価が高くなり、任意自動車保険の保険料が安くなる仕組みになっていると思っていれば問題ありません。

ノンフリート等級関しては、自分で調整することも決めることも出来ませんので、全て保険会社が決定管理することになりますから、契約更新時に保険を一度も使っていなければ、次回の更新時に等級が1等級高くなり、保険料が少しずつ安くなります。

ただ、最近はノンフリート等級がランクアップしても保険料が安くならなかったり、逆に値上げされてしまうような状況になることもあるんですけど、これは保険の契約者が減っていること、高齢者の事故が増えていることが影響とされています。

 

 

交通事故を起こして保険を使うとノンフリート等級は3等級ダウン。

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ノンフリート等級は交通事故や盗難に合わない状態で次回の保険の更新までに、1度も保険を使わない状態で更新をすると、次回から等級が1等級高くなり、6等級の人なら次回から7等級にランクアップして、それを毎年繰り返すことになります。

しかし、交通事故を起こしてしまうと、保険を使わざる負えない状態になることも多くて、その場合は、1回につきノンフリート等級が3等級下がってしまいますので、10等級の人が保険を使うと次回の更新からは7等級になってしまいます。

保険を使わない場合は1等級しか上がらないのに、保険を使うと3等級下がるのはおかしいのではないか?、と思うかもしれませんけど、これは保険会社のシステムになりますので、どうにもなりませんから、諦めるしか無いのが現状です。

また、交通事故とは異なり、車が盗難された場合、台風や洪水などで水没した場合は、車両保険で限度額まで保証がされるんですけど、その場合に保険を使った場合は1等級のダウンになりますので、盗難や災害に関しては結構フェアな対応をしてくれます。

 

 

自動車保険のノンフリート等級は最大で20等級になります。

 

保険を使う度にノンフリート等級は3等級ずつダウンしていきますので、初心者が1年間に2回の保険を使うと、等級は1等級になる為、次回からは何処の保険会社も契約更新をしてくれなくなりますので、その場合は保険の等級をリセットするしかありません。

その反対に、無事故無違反で保険を一度も使うことなく契約から14年くらい経過すると、保険のノンフリート等級は20等級になっているのですけど、これが等級の最大値になり、これ以上は等級が高くならないので保険料が安くなることもありません。

正直言って、ノンフリート等級が20等級になれば、一度保険を使って等級を下げておいたほうがお得感があるような感じしかないのですけど、20等級になる人が自損事故をすることは殆どなくて、事故にあっても過失割合0%になることが殆どです。

その為、どのような保険会社であっても、ノンフリート等級が20等級の人は大歓迎をしており、保険料が安くなることをアピールしながら積極的に、自社の保険との契約をするように勧誘をしていますので、1等級の人とは全然違う対応になりますね。


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