運転初心者は最初の1年間だけでも必ず一般車両保険に加入

自動車教習所で運転免許を取得した初心者の人が車を購入する場合、基本的には中古車がお勧めであり、金銭的に余裕がある人であれば別に新車でも良いのですが、いきなりパワーのあるポルシェ911ターボやRX7などの購入はしない方が良いといえます。

どちらにせよ、車を買った場合、最初の一年目の際には必ず交通事故に遭遇して、その車が全損をしてしまう位の気持ちで運転に望んでおいたほうがよく、保険に入らなくても1年間無事故無違反で過ごすことが出来ると思っていたら大きな間違いです。

運が良ければ、もちろん、無事故無違反で傷一つつけずに初心者マークを外すまで車を維持することが出来る人もいるのかもしれませんが、あくまでそれは運転がうまいとかではなくて、運が良かっただけだと思っておいたほうがよろしいかと思われます。

私の場合も、最初の1年間、初心者マークを貼り付けることが義務つけられている期間内に交通事故を起こしてしまい、車が全損してしまった経験がありますので、それを踏まえて、なぜ?、最初の1年間だけでも一般車両保険に加入しないといけないのかをご説明いたします。

 

 

目次

初心者は運転技術だけでなくて危険予測も出来ないと思って下さい。

 

運転免許を取得したばかりの時は、確かに車両感覚もまだ不安定ですし、運転技術もお世辞にも上手いとは言えないのですけど、それ以前に、ベテランドライバーであれば容易に判断ができる、危険予測なども全く出来ないことが殆どなのです。

その実際の例が、雨が降った際には大変滑りやすくなり交通事故を起こしやすいこと、夜間になると視界が悪くなり交通事故を起こしやすいこと、更には微妙に傾いた道路が想像以上に滑りやすいことなど、長期間運転をしていないと分からない事が多いのです。

更にそれらの要因が複数同時に発生した際には、あっという間に車のコントロールが効かなくなり、最終的には交通事故を起こしてしまって、まだ車だけが全損するなら良いのですけど、最悪の場合は自分の体に重大な障害を残してしまいかねません。

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雨が降っていて深夜の時間帯で真っ暗であり、道路が微妙にバンクをしたカーブ道をいつもの調子で初心者マークをつけている人が運転していると、あっという間に車が制御不能になり、ぐるぐる回りながら何が起こっているのか分からない状態で、何かに衝突するまで止まらなくなります。

 

 

初心者が運転に慣れてきた頃が一番危ないのに本人は気が付かない。

 

これ、車とか建物とかならまだいいんですけど、万が一通行人などに衝突をした場合、重大な交通事故ではすまない結果になるわけですから、保険に入っているから大丈夫ではなくて、その後の非常に重い責任を取らないといけなくなります。

ベテランドライバーであれば、容易に判断できるこのような危険を、運転をはじめて段々慣れてきている初心者は調子に乗っていることもあり、周囲からの注意も聞かずに、いつのまにやら自分は運転がうまいと勘違いして、そのまま廃車一直線です。

その為、交通事故に遭遇した場合、大抵が全損事故などの車を廃車にしないといけない事故になることが多いんですけど、ここで一般の車両保険に入っていない人、エコノミーの車両保険に入っている人は、対物で壁や建物と自損事故を起こした場合は保険料が一切支払われません。

 

 

運転初心者が一度保険を使うと翌年の保険更新が大変難しくなります。

 

コレは正直言って、かなりきついですし、対物での弁償をしないといけないので保険を使うことになるのですけど、それで車両保険がエコノミーなので一切保険は出ないし、保険の等級が6等級から3等級になるため、もう翌年は更新自体が難しくなります。

6等級の初心者が交通事故を起こすと、1年1ヶ月の間車に乗らない状態にしないと、保険の事故の履歴が消えませんので、その間は保険も全くない状態になることを考えると、保険を使って自動車の購入自体をなかったことにできる一般車両保険は多少は値段が高くなりますが、あって困ることはありません。是非検討してみて下さい。


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