車の運転をしているとアクセルを踏んで走行しながらブレーキペダルを踏んで車を減速したり停止させたりする訳ですが、車を減速させる方法としてもう一つサイドブレーキを使って減速させる方法があり、サイドターンと呼ばれる方法が結構有名ですね。
運転中にサイドブレーキを使って車を減速させる方法は普通の人は利用しませんので、必ずフットブレーキを使って車を減速及び停止させることになりますので、殆どの人には関係ない話なのですが、このサイドブレーキは坂道などでは普通の人でも使います。
サイドブレーキを運転中に使う方法としては、赤信号の際に坂道での停車になると、フットブレーキではなくてサイドブレーキを使って車を停止させる方法は一般的であり、特にMTの車の場合はサイドブレーキを使って坂道で停止している人も多いはずです。
サイドブレーキは自然と緩くなってしまうことがあるので要注意。
このサイドブレーキなんですけど、別に普通に運転をしていてサイドターン等で頻繁に使っていなくてもいつの間にか効きが悪くなっていることがあり、その場合は坂道でサイドブレーキを引いて安心していると、ズルズルと坂道を車がバックしてしまいます。
私も初心者の時、購入したのが中古車でしたので、この症状が突然発生してしまっていて、坂道でサイドを引いて止まろうとしたら、いきなり車がズルズルと後方に下がっていき、もし後方に車が居た場合は、大変な事故を起こしてしまっていた状態でした。
新車でしたらこの症状になることは殆ど無いのでしょうけど、ディーラーで購入した中古車であっても、やはり中古車は新品とは違いますので、突然サイドブレーキが効かなくなる事も普通にあるということですから、サイドブレーキは点検しておくべきです。
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最近のオートマの車でしたら坂道でも相当な急勾配でもない限りエンストすることなくその場でクリープ現象にてサイドブレーキを引かなくても停止できますし、フットブレーキだけで坂道発進や停止が出来るのですが、MTの場合はそうはいきませんからね。
中古車を購入時にはサイドブレーキを点検するか交換修理しましょう。
中古車を購入する際には当然、ディーラーや中古車販売店でも点検をするのは当たり前であり、現車渡しは余程の事情があるか、個人売買のときくらいでしかしないはずなのですが、案外サイドブレーキの突然の故障は中古車の場合は予測が難しいようです。
頻繁にサイドターンを引いているなどの過酷な運転をしているのであれば、サイドブレーキが緩くなってくるのは仕方がないのですけど、普通にサイドブレーキを使っていても個体差があるようで中古車によっては購入後に早々劣化してしまう場合もあります。
まあ、サイドブレーキが突然効かなくなる症状は中古車であっても滅多に発生しないでしょうから、それ程神経質になることも無いのかもしれませんが、私の場合MT車でまだ坂道発進の運転すら危うい時にこれを経験していますので、相当焦りました。
オートマの車でしたらサイドブレーキを使って坂道で一時停止することもないのですが、最近は急勾配のショッピングモールなどの駐車場も増えてきているので、もしもの時のことを考えると、サイドブレーキが効かない状態は出来れば避けたい所です。
初心者の方で中古車を購入する場合で、MT車を購入する場合はディーラーで購入する場合であっても、念のためのサイドブレーキだけは徹底的に調べていただくか、一層の事交換しておいたほうが、もしもの時に安心した運転が出来ますのでお勧めです。
