旧車の交換部品が廃盤になった場合のワンオフの意味

昭和末期から平成初期の頃に新車登録された車の場合、その多くが25年以上経過している古い車になっている為、いわゆる旧車と呼ばれている事も多いのですが、マツダのRX7FD3SやNSX等は今でも普通に通用する素晴らしいデザインをしています。

性能自体も現行の新車に負けておらず、今は発売されなくなったリトラクタブルライトを搭載しているなどで、現在でも熱烈なファンが沢山いることや、当時流通していた新車の個体数が少ないこともあり、中古でもかなりの高額な金額で取引されています。

今後は、安全保安上の問題から、リトラクタブルライトを装着した新車が発売されることは殆ど絶望的ですから、リトラクタブルライトが大好きな人であれば、中古車を購入するしか選択肢が無いのが現状になります。

 

 

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昭和末期から平成初期に発売されたスポーツカーは今でも大人気。

 

更に古い車である、ハコスカGT-Rとか日産のフェアレディZS30、トヨタ2000GT等は更に熱烈なファンがいますので、中古市場に出回ること自体が殆どなくて、皆さん今でも古い昭和の時代の車をピカピカにして運転している状態になります。

旧車の中でも特に高額な金額に設定されている事が多い、トヨタ2000GTだけは別格扱いになりますので、購入すること自体が普通の人には不可能な状態になっています。

しかし、旧車には最近の車にはない致命的なデメリットが発生することも少なくなくて、そのデメリットの中でも交換部品が廃盤になっていて、バックオーダーすら受け付けれない状態いなることが本当に良くありますので、旧車オーナーの悩みどころです。

バックオーダーと言うのは、自動車メーカーにその部品の在庫がなくなっている状態であり、車両工場から注文があったら部品を作って納品する流れになるため、1ヶ月前後の日数がかかってしまう事が普通にあります。

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廃盤になってしまった旧車のパーツはワンオフ制作が基本です。

 

では、廃盤になってしまってバックオーダーすら受け付けられない旧車の交換部品はどうしたら良いのかと言えば、意外に多いのが現在発売されている車のパーツを流用することであり、それにより何ら支障なく車のパーツを交換することも可能です。

しかし、現在発売されている他の車のパーツを流用できない場合等は全くのゼロからそのパーツを制作するしかない場合も多くて、この完全にオリジナルで車のパーツを制作することをワンオフと呼びますので、意味的にはオリジナル部品制作の事です。

ワンオフでパーツを制作すれば、当然どのよなパーツであっても制作することが出来ますので、ハコスカGT-RとかS30Zのような相当古い車であっても問題なくメンテナンスをすることが出来るんですけど、ワンオフの欠点としてはコストが高くなる事です。

 

 

旧車のメンテナンスはワンオフが基本になることも多くお金が必要。

 

これについては、オリジナルでそのパーツを制作するわけですから、純正部品を購入する際よりもコストが下がること自体がありえませんので、致し方ない訳なので、旧車を所有するということは、普段のメンテナンスによりお金が掛かる事を意味します。

それで、現在発売されている現行の新車よりも平成初期ころに発売された車に魅力をかじる人たちが多いということですから、特にスポーツカーに限定された話になるのかもしれませんが、もう少し日本車でも新型のスポーツカーが発売されると良いですね。

ワンオフ制作については、完全にオリジナルでそのパーツを用意することであり、腕の良い職人や車両整備工場に依頼をすれば、純正を遥かに超える高性能なパーツを制作することも出来るのですが、コストの問題は常につきまといますので、お金を沢山貯めながら、旧車と呼ばれている車を購入していくようにしましょう。


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