初心者は必ず対人・対物無制限の自動車保険に加入

免許取りたての運転初心者の方は、比較的若い年齢層の人が多いため、免許取得後に購入する中古車はギリギリまでの予算を使っても、その車を運転する際に加入する任意保険については、出来る限り予算を抑えようとする傾向にあります。

多分、多くの方が心当たりがあると思うんですけど、初めて自動車の任意保険を契約しようとして、その金額の高さに驚き、こんなに払えないので何とか安くしたいと思い、最低限度の保険契約をしようとするケースです。

大抵の初心者の人は車両保険は必要ないんですけど、それを外しても年齢が若いことや等級が6等級か7F等級から開始する人が大半でしょうから、どうしても全体的に保険料が高くなってしまうのは仕方ないところです。

しかし、車両保険は別にカットしてもよいのですが、絶対にカットしてはいけない対人・対物についてなぜ、それをカットしてはいけないのかについて、ご説明したいと思います。

 

 

初心者が必ず対人・対物無制限で自動車保険を契約しないといけない理由。

 

運転免許取りたての初心者というのは、教習所で習った基本的なことは分かっていても、実際は車のことがまだほとんど分かっていなくて、車両感覚も全くない状態なので、そのような人が車を運転した場合、交通事故に遭遇する確率が大変高くなります。

その際に自損事故と呼ばれている、自分で単独事故を起こしたり、車を壁や電柱などにぶつけるなどをした場合ならまだ良いのですが、他の車に衝突をしたり、通行人をはねたりした場合、保険に入っていないとその賠償を全て自分でしないといけません。

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特に人をはねた場合は、金額が大変高額になる場合がある為、保険に入っていない場合は、それで人生が終わってしまうような賠償金を請求されることもありますから、普通の人は必ず自動車保険に加入して車の運転をしています。

ですから、初心者の人は運転に慣れていない分交通事故を引き起こす可能性が高くなりますので、人身事故と呼ばれている人をはねてしまった場合、人に怪我をさせてしまった場合の保険は必ず無制限に入っておかないと、最悪数億円の賠償金が請求されることもあります。

対物については、これは人ではなくてものを破損させた場合の保険であり、例えば相手の車を破損させた場合、バイクを破損させた場合、民家やガードレールを破損させた場合等で相手に支払われる保険になりますので、これも無視はできません。

 

 

対人・対物は必ず無制限で加入して、人身傷害・車掌保険は任意。

 

他にも人身傷害や車両保険といった保険の契約もあるのですが、この2つは相手ではなくて、交通事故が発生した際に、自分側に支払われる保険になりますので、ないよりはあった方が良いにしろ、絶対に必要とされるわけでもありません。

交通事故の相手に支払うべき保険である、対人・対物に関してはケチっても実際の保険料は数千円程度しか変わらないなに、実際に事故を起こした場合、対人1000万円、対物1000万円にしておくと、相当な自己負担をしないといけなくなる恐れもあります。

保険料をケチっても、数千円しか安くならないのに、事故の際には数千万円以上の違いが出てくる対人・対物に関しては、必ず初心者の人ほど、無制限に入っておくことを強くお勧めいたします。


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