峠道を運転中に煽られた場合の適切な2つの対処方法

日本には山が沢山ありますので水も豊富で自然も豊かですけど、平地が少ないため、高速道路などでも強引に山に巨大な橋を建設して道路を作っている光景もよく見られるくらいですから、当然、一般道路も山を主体に峠道として国道が多く通っています。

その為、比較的整備されている峠道も沢山ありますから山道の都合上、ヘアピンカーブが連続していたり急勾配などがあったり、リスキーなカーブなどがその性質上発生する為、峠道をサーキットのような感覚で車を運転している人達が沢山いるのが日本です。

出来ればあまり利用したくない峠道を運転するのは忍びなくても、そこを通らないと目的の場所に移動できないことも多くて、昼間はまだ良いのですが、夜間になるとローリング族とかドリフト族とかメディアに表現されている走り屋が沢山出て来るのです。

一般人からすれば本当いい迷惑なんですけど、一部の峠では本当にひどい状態になっていて、何度も現地に行ったことがありますけど、週末の深夜から早朝にかけては完全に無法状態になっていましたので、流石にこれは警察の怠慢だとは感じました。

 

 

目次

峠道で煽られてしまった場合の対処方法は大きく2パターン。

 

夜間に峠道を運転していて煽られてしまった場合の対処方法ですが、基本的に2パターンがありますので、常に一定の方法で解決できるわけでもない為、峠道で煽られてしまった場合は、どちらのパターンで煽られているのかを確認しないといけません。

対応を誤ってしまうと、峠道はエスケープゾーンも少なくて、思わぬ大事故につながることもある訳ですから後方から煽られてしまった場合は、どのようなパターンで相手が煽っているのかを判断することと、事前にその方法を知っておく必要があります。

もちろん、安全運転をしていて煽られないのが一番ですし、夜間に峠道を運転するのは避けておく方法もあるのですが、何ら落ち度もなくて法定速度を守って運転しているのに、違法な運転をしている輩のせいで移動できないのはやはり納得出来ないものです。

 

 

明らかに公道レースをしてくる車両が煽ってきた場合。

 

最初に、後方から煽ってくるようにみえる凄いエンジン音が発生している車であることが確認できた場合は、大抵これらの車は走り屋と呼ばれている公道レースをしている人達なので、一般車両には迷惑をなるべくかけないようにしている人が殆どです。

公道で堂々とレースをしている時点で迷惑行為をしていることにはなるんですけど、それでも彼らなりのルールというものがあり、一般の車を見たら車間をなるべく取ってからその区間は速度を出さないようにしたり、可能なら追い越しをしていきます。

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このような場合は、実は覆ってきているのではなくて、あまりに大音量のエンジン音で凄まじい勢いで後方から速度を上げて来ているためそう見えることが多いだけなので、ウインカーの左をつけてから、速度を落として追い越しをさせて対応をしていきます。

走り屋自体が違法行為であっても、一応、彼らなりの暗黙のルールというものがありますので、そういった車を見たら早めに左ウインカーをつけてから追い越しをさせるように安全な場所で一旦停止をして先に行かせるようにすれば安全に回避できます。

※走り屋を擁護する訳ではありません。

 

 

嫌がらせで煽ってきている車両の場合は速度を少しずつ上げます。

 

公道でレースをしている走り屋とは異なり、峠道を運転中にバッシングをしながら、ベタ付けで煽ってくる輩が出ることがあり、こういった相手は純粋に前方を走行している車に嫌がらせをしているだけのことが多くて、車両を見ても大抵普通の車です。

走り屋の場合はトヨタのハチロクとかS2000とか、見るかにスポーツカーって感じの車を改造していて、GTウイングを付けいたり、抜けが良い大音量のマフラーを付けていたりするものですが、嫌がらせの煽りをする車はそうでないことが大半です。

多いのが型落ちのセルシオとかクラウンとか、見るからに成人式で頭をぶつけたような人達が好む車であること多いですから、走り屋とはひと目で違いがわかりますし、執拗に煽ってくることが多いので、その違いもすぐに判断できると思います。

 

 

同じ速度でカーブを曲がりきれずに自業自得になる人達。

 

この場合の対処方法ですが、若干難しくなるんですけど、相手がベタ付けで車を運転している為、停車することも難しいことが多くて、下手にブレーキを踏むと追突事故をされかねませんから、カーブを抜ける度に少しずつ速度を上げていく方法で対処します。

すると、殆どの場合で相手は同じ速度でカーブを曲がることが出来ずに、運転技術もなくて車もスカスカのサスペンションで見た目だけは成人式で頭をぶつけたような人の仕様になっている為、だんだんふらつきながら運転をするようになります。

サスペンションの性能が悪い場合や、運転技術に自信がない人の場合は、この方法は自分自身が危険になりますので、後方からの執拗な煽りを見ないようにしながら、焦らずマイペースで運転をして、一時停止できる場所があればそちらに非難を行います。

早い話が同じ速度でカーブを曲がりきれずに、そのまま路側帯の溝にタイヤを落としたり、岩壁に車をぶつけたりと、自業自得的な状態になることも多く、別にこちらが違法なことをしているわけでもないので、この方法で安全にその場から離脱をします。

峠道を運転していると、煽ってくる車が稀にいますので、どのような対象方法をしたらようのかについて、バックミラーを見ながら早めに判断をして下さい。


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