車を動かすためには、完全なテスラのような電気自動車を除き、必ずガソリンが必要になりますので、いわゆるガソリンスタンドで燃料になるレギュラーガソリン、もしくはハイオクガソリンを購入して事前にガソリンタンクに入れておく必要があります。
ディーゼル車については軽油が燃料になっていますから、ガソリンとは違いますのでここでは扱いませんが、ガソリンで動く車の燃料が運転途中でカラになったらどのような症状になるのかについてご説明します。
過去に一度だけ深夜の時間帯に100キロほどの距離を走行中にガソリンが切れてしまったことがあり、かなりの田舎を走行していたので、ガソリンスタンドで営業している店舗もなく、このまま走行したら危険ではないかと思っていた矢先それはきました。
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ガソリンのメーターがエンプティーになってもある程度は持つ?
ガソリンの残量メーターについては、実際にはエンプティー、いわゆる空っぽ状態になっても、しばらく持ちこたえるような仕組みになっていらしくて、メーターがエンプティーに迫ったからといっても、暫くは走行できる事が多いようです。
しかし、いくらそうはいってもエンプティー表示になっている以上、速やかにガソリンを補給しないといけませんので、通常は見かけたガソリンスタンドで燃料の補給をするものなのですが、田舎で深夜になると・・・・。
どこにもスタンドがない、いや、人の気配も全くない、もしくはガソリンスタンド意外にもすべての店舗の営業時間が終了している事が大変多いのです。
それに気がついたときは既に遅しで、田舎道を深夜に長距離走行する場合は、必ずガソリンを満タンにしておくか、半分以上は入れておいた方が良くて、それならどのような燃費の悪い車でも100キロくらいの距離は走行できますから、本当に安心です。
田舎道で深夜にガソリンがカラになったら車はどうなる?
実際に、以前、田舎道を深夜一人で運転していた際に、ガソリンがカラになった場合どのような状態いなったかといえば、突然エンジンがガタガタ振動し始めて、何が起こったのかわからない状態になり、かなりの速度を出していたので相当焦りました。
その際の振動音は今でも覚えていて、エンジンのガタガタが音と振動が頂点に達した瞬間、エンストが発生してしまい、そのまま操作不能になって、慌ててハンドルを調整しつつ、事故を起こさないように路側帯に車を何とか移動させます。
この際に、ゆっくりしていたり、急ブレーキを踏んでしまうと、道路の真ん中で車が停車してしまいかねませんので、そのような状況になると、一人では車を動かせない、田舎の深夜の道路では交通事故の可能性も出てくるので本当に危険です。
ガソリンがなくなり、エンジンから凄まじい振動が発生してエンストになった場合、なるべく冷静に、最後の余力を使って何とか車を道路の路側帯に移動させて停車するように心がける必要があります。
ガス欠でエンストをした車を動かすにはガソリンが必要。
あとは、もう、エンジンをかけても全く無反応であり、何をやっても仕方ないので、ガソリンを手にいれるしかないのですけど、通常、通行する車が停車してガソリンを分けてくれることはありませんし、そのようなポンプも持っていないはずです。
なので、レスキューを呼ぶか、ガソリンスタンドまで自分で走って行くか、どちらかの選択をするか、最悪は110番に電話をして警察に相談することになります。
私の場合、周囲に何もないし、どこなのかもわからない場所でガス欠になってしまったので、焦って車をそこに止めて、事故にならないように反射板と発煙筒を車の後ろに置いて、走ってガソリンスタンドを探すことにしました。
ある程度近い場所で閉店しているガソリンスタンドを発見。
不幸中の幸いで、暫く走った先にガソリンスタンドがあり、営業はしていなかったのですが、個人経営のお店だったらしくて、ドアを何度も叩いて何とか店のオーナーに対応してもらい、一旦5リットくらいのガソリンを購入してそのまま車に向かいます。
このときは、本当に感動するくらいの気持ちになっていたのを今でも覚えていますが、深夜の閉店していた時間帯に無理やり押しかけたのにもかかわらず、快く対応してくれたガソリンスタンドのオーナーには感謝の気持で一杯です。
その後は、何とかガソリンスタンドまで移動して、そこでガソリンを満タン購入してからお礼を言いつつ、その場を後にしたのですが、特に問題なく普通に車も使えていますので、ガソリン車の場合はガス欠でエンジンが壊れることもないようです。