黄色くて暗いフォグランプを車に取り付けるメリット

車を購入すると、すべての車には必ずヘッドライトと呼ばれている大きなライトがフロント部分についていて、その近くにスモールライト、さらにはウインカーのライトが必ずどのような車であっても法律で決められているのでついているはずです。

軽自動車であっても、フェラーリであっても、車のデザインや性能は違ってもヘッドライト、スモールライト、ウインカーのライトについては全て共通して車のフロント部分に備わっている電装パーツになります。

ただ、稀にそれらのどのライトに該当しない状態で、追加する形で、ちょっと不思議なライトが車のフロント部分についていることがあり、大抵は黄色くて暗い色で点灯されているこの不思議なライトのことを、フォグランプと言います。

このフォグランプ、スイッチを入れて点灯させてもかなり暗くて、色も黄色い系の色をしていることが多く、深夜の照明として全く役に立たないと思われている人もいるかもしれませんが、一体どのような目的でフォグランプは用意されているのでしょう?

 

 

一体、フォグランプはどのような目的で用意されているのでしょうか?

 

通常のライトとしてメインで使っている大きな二つのライト、その横にあるスモールライト、更にはウインカーやハザードのライトは見た目で利用用途が直ぐに分かるのですけど、フォグランプの場合は、全く利用用途がわからない?人もいるかと思います。

このフォグランプについては、その名前の通り霧が出ていて、前方が見えないような道路を運転中に使うことを想定されているライトであり、これは、自分が相手を見るためのライトではなくて、相手が自分の車を認識するためのライトになります。

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よって、扱い的にはハザードやウインカーに近いようなライトになりますので、色が黄色っぽくて暗い照明であるのは通常なので、特に壊れているとかでもありませんから、フォグランプがある車は絶対ではありませんが、安心して霧の中を運転できます。

また、フォグランプ自体別にいつもつけておいても構わないので、自分が使うライトとしては全く意味がありませんが、対向車輌に自分の車を識別してもらうためには、あったほうが良いライトになりますから、あとは好みの問題になるでしょうか?

 

 

濃霧が発生している道路は本当に対向車が見えないことが多いのです。

 

平地が多い東京では滅多に見られないのですけど、山や谷上があり、高低差が大きい場所にある田舎の道路などでは、天候によって本当に深い霧が出てしまって、ライトをハイビームにしても殆ど前方が見えなくなることがよくあります。

このような場合、センターラインも見にくくなっていることが多くゆっくり走行していても、対向車車線を走行してくる相手の車から自分の車が見えていないこともありますので、その際には黄色くて普段役に立たないフォグランプがかなり役にってくれます。

対向車線を走行する相手の車の場合でも、フォグンランプをつけている車であれば、こちらかも認識しやすいですから、出来ればどの車でも標準装備にして欲しいのですけど、なかなかそうはいかない事情もあります。

それは、見た目のデザイン的な問題や、大抵はラジエーター付近につけることになり、性能低下の問題、都会ではフォグランプそのものが必要なくコストがかかる問題から、フォグンランプがもともとついていない車のほうが多い感じでしょうか?

そのため、霧が多く発生する場所を頻繁に運転する人は、後から自分でフォグンランプを取り付けたり、メーカーがオプションで用意しているフォグランプを後でつけたりして、対応をしており、私もメーカーのオプション品を後でつけました。


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