トランク貫通型4点式ロールバーを自分で取り付けた話

車を運転していると交通事故の際の心配をしてしまい、ついついロールバーやロールゲージと呼ばれているスチール製の頑丈なWRCのラリーカーで見られるバーのようなものを車に取り付けることになる人もいらっしゃるかと思いますが、実は私もその中のひとりです。

普通に運転をしている分にはロールバーは必要ないのでしょうけど、交通事故の場合にはロールバーがあるとないとでは事故の程度にもよりますけど安心感が全然違ってきますし、万が一の事故の保険を思えば車内の居住性が悪くなるのも我慢することが出来ます。

自分の運転で交通事故を起こすだけではなくて、他の車にノーブレーキでぶつけられるとか、横から思いっきりぶつけられるとか、そのような想定外の重大な事故を想定した場合には、ロールバーがあるとないとでは全然結果が違ってくることもあります。

 

 

車に4点式ロールバーを取り付ける事になりましたが・・・。

 

そんな訳で、早速、自分の車に4点式ロールバーを取り付けてみることになりましたので、ロールバーの専門店で4点式の貫通型ロールバーを購入したのですが、問題は取り付けをどうするかになり、その結果、取り付け自分でやってみることになりました。

ただし、トランク貫通型の4点式のロールバーですから、車のトランクに穴を開けなくなってしまい、それは流石に専門業者でないと対応が出来ない素人お断りの仕事ですから、位置合わせをして車のトランク貫通部分のみに関しては業者が行いました。

恐らく、このトランク貫通の穴を開ける、いわゆるトランク部分の車の鉄のボディーを綺麗に穴あけカットする作業については、専門業者が専用工具で轟音を出しながらそれをしているのを見ていて、これは流石に素人では絶対に出来ないと思いました。

 

 

トランク貫通型の穴を開けるのは専門業者でないと無理です。

 

トランク貫通型の四点式ロールバーを購入する際には、必ず専門業者で取付用の穴あけやカットをしてもらい、自分で行うのはロールバー本体を車にボルトで固定する部分のみにしておき、それ以外は絶対にやらないほうが無難です。

自分でトランク貫通型の穴を開けようとすると、素人がやると自分の腕を切り落としかねないような難しい作業になりますし、発生する騒音も半端ではなく、万が一綺麗にカットできない場合は、もう直せない穴が車に空いてしまうことになります。

また、4点式ロールバーを車に取り付ける場合、溶接をして取り付けない限りは、車の剛性が高くなるといったメリットが発生することはなくて、単純に車の重さが重くなり、居住性も悪くなるのですが、交通事故の際の安全性が上昇する事になります。

居住性については、トランク貫通型のロールバーを取り付ける場合は、それがない場合よりも確実に居住性が悪くなりますので、居住性を求める人であれば、別に交通事故の際の安全性を求めないのであれば4点式ロールバーは不要であると思われます。

 

 

友人と2人で4点式ロールバーの取付作業を行って1日作業になりました。

 

4点式ロールバーの取付工賃というのは、業者に依頼をするとかなり高くなっていますので、ついつい自分でつけようと思ってしまうかもしれませんが、工賃が高いのには必ず理由がありますので、専門業者でその工賃なら簡単ではないということです。

私の場合は、単純に自分で取り付けてみたいといった、些細な理由だったんですけど、実際に自分でやってみると友人と2人で1日がかりの作業になってしまいましたので、これはもう二度と自分で取り外しはしたくないなと思ったくらいです。

結局、専門業者がカットしてくれたトランクの穴に4点式ロールバーを取り付けるだけだったはずなんですが、ジャッキアップをしながら、位置合わせやボルトの締め方の調整などをしているとあっという間に時間が経過していくことになりました。

多分、ワッシャーが足りなくなってしまい、そのままボルトを締めている部分もあるのでそのうちボルトを締めなおそうかとは思っているんですが、多分そのままズルズルといきそうな雰囲気なので、ワッシャーは必ず事前に購入しておきましょう。


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