アメリカのワイルド・スピードという車を題材にした映画があり、あまりに人気があるものですから続編も何作も作られていくことになるのですが、その映画の主役の男性が赤色のポルシェカレラGTを運転していて、交通事故で死亡したのは有名な話ですね。
ワイルド・スピードの中にはフルチューニングされた日本のスポーツカーが沢山登場してきて、R34GT-RやS2000やスープラなど、首都高速湾岸線を全開走行で走っているような車が更にチューニングされた状態で登場しているのがこの映画の特徴です。
そして公道で違法なレースを何度も行うことになるのですが、ニトロの起動ボタンを押すと主観的に凄まじいパワーを発生して、車が全開走行で急激な加速をするシーンが何度も出てきますので、ニトロについて気になっている人も多いのではないでしょうか?
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ニトロ(NOS)は日本でも大々的に売り込まれていた時期があります。
実は、ワイルド・スピードの人気に合わせて日本でもニトロ、いわゆるNOSが大々的に宣伝されていた時期があり、今から10年以上前の話になるんですけど、その頃にはチューニングショップに行けば、必ずニトロのポスターが貼られていたものです。
ニトロ(NOS)を取り付ければ、少ない予算で車がパワーアップするとか、ワイルド・スピードのイメージで売り込んでいたようなのですが、結局、ブームになることなくて殆どの人がNOSではなく、ターボチューンやメカチューンを選択しました。
私もその一人で、エンジンをどうしようかと思っていたんですけど、NOSの話を聞いていると取り付けるメリットがないとしか思えないですし、プロショップの神業のようなエンジンチューンの話を知っていたので、フルオーバーホールを選択しました。
ニトロ(NOS)は何処で車に取り付ければよいの?
実際にNOSを取り付けてもワイルド・スピードのような、あそこまでの急激な加速が行われる訳ではありませんので、映画の効果を期待してNOSを取り付けると呆然とすることになりますので、あくまで気持ち程度のパワーアップだと思って下さい。
NOSの仕組みとしてはインテークから吸い込む空気を冷却することにより、車のパワーアップをさせているだけですから、エンジンポン付けでパワーアップができますのでとてもシンプルなんですけど、取り付けは自分ではやらない方が無難といえます。
NOS自体は最近ではネットで用意に入手できる状態になっているので、DIYで自分で簡単に取り付けれるイメージがあるかもしれませんが、エンジンまわりに関わる車のメンテンナスや改造については必ず専門のプロショップに相談に行かれたほうが無難です。
信頼できるプロショップであればNOSの取り付けは容易です。
車のエンジンチューニングで有名な信頼のできるプロショップであれば、NOSの取り付けや点検も容易に対応できますので、もし、NOSを取り付ける場合は評判が良いエンジンチューンに強いプロショップに相談に行けばあっさり取り付けてくれます。
プロショップのホームページでNOSの取り付けについての説明がないとか、工賃の料金表に掲載がないので、NOSの対応をしていない用に感じるかもしれませんけど、それは需要が殆ど無いからであり、NOSのポスターも今では見ることもありません。
NOSを取り付ける場所によっては、プロショップを相談になりますし車種ごとに設置できる場所が異なりますので、利用用途によってプロショップと何処に取り付けるかを相談してみて、最終判断をしてNOSの取付作業を行います。
ただ、プロショップに相談に行き、エンジンチューンをしたいのでNOSを取り付けたいと相談をしても、ワイルド・スピードのような効果は絶対でないとか、実はそれほどの効果があるわけでもないことなど詳しく説明してくれますので、相談しましょう。