現在、平成元年前後に販売された国産のスポーツカーが全体的に値上がりをしており、既にホンダのNSXや日産のGT-Rは1000万円以上の中古車が当たり前のように流通しており、特に海外で高く売れる日本のスポーツカーはこれからも相場は高くなります。
それで、最近マツダがメーカーとして、正式にリトラクタブルライトを装備している初代ユーノス・ロードスターNA型のリフレッシュサービスを行う事が話題になっているのですが、この初代ユーノス・ロードスターの中古車相場が値上がりをしています。
以前でしたら、ユーノス・ロードスターは元々価格が安いスポーツカーで大量に製造販売されていることもあり、結構雑に扱われて中古車相場も大変安くで5万円とかで車両本体が取引されるくらいの状態だったのですが、今はそのような中古車はありません。
目次
ユーノス・ロードスターの中古車相場が高くなっている理由。
現在、初代ユーノス・ロードスターの中古車相場がどんどん高くなっていて、今後も値下がりをする様子がなく、入手するにはより高額なお金を払わないといけなくなりますので、ユーノス・ロードスターが欲しい人はなるべく早めに購入しておきましょう。
最近では、新型のスカイアクティブエンジンを搭載したBMWのようなデザインの新型ロードスターND型が発売されていますが、このエンジンがダメダメで、確かに環境性能は良いのですが、走るスポーツカーとしては魅力が全くないエンジンになります。
また、ロードスターNDはエンジンチューニングやオーバーホールが簡単には出来ない仕様になっていることもあり、購入したら純正のまま乗り続けるスタイルになることもあり、人馬一体のスポーツ走行をしたい人からすれば全く魅力がない車なのです。
初代ユーノス・ロードスターの中古車相場が高くなるのは何故?
現在は、安全保安上の問題により、初代ユーノス・ロードスターに採用されているリトラクタブルのライトは二度と新しい車には搭載されませんので、リトラクタブルライトが好きな人からすれば、ロードスターは初代のNA型を選ぶしか選択肢がありません。
初代ユーノス・ロードスターはノーマル状態では遅い車で、お世辞にもスポーツ走行に適した車とはいえませんし、足回りもエンジンも最近のコンパクトカーよりも非力で、唯一純正マフラーの音が素晴らしいって所や、コンパクトで扱いやすい点は優秀です。
平成元年から発売されているユーノス・ロードスターは、この世代の他のスポーツカーの中古車相場の急激な値上がりに合わせて一気に中古車相場が高くなっていて、最近の新しいロードスターや他のスポーツカーに魅力がない人が購入検討対象にしています。
初代ユーノス・ロードスターはお金をかければ速くなる車です。
枯れた技術を使って思いっきり見えないところをコストダウンして開発された初代ユーノス・ロードスターは既に25年落ち前後の大変古い車になっており、エンジンもくたびれて消耗品も交換しないといけないパーツが多数ある状態の中古車が多いです。
元々枯れた技術を使ってかなりの余裕を持って設計されているユーノス・ロードスターは、実はノウハウを持っている有名な専門店でリフレッシュをすれば、最新の車にも負けないくらいの高い性能を引き出すことが出来る隠れたポテンシャルを持っています。
その為、ユーノス・ロードスターの5ナンバーで車幅が167㎝しかなく、全長も4メートル以下で日本の狭い道路事情に最適かつコンパクトな設計のスポーツカーに興味を持つ人も多く、マツダがメーカーとしてリフレッシュサービスを始めているのも理由です。
初代ユーノス・ロードスターはお金をかければ最高のスポーツカー。
ユーノス・ロードスターを購入する場合、既に古い車で元々適当に作られているというよりも、かなりのコストダウンを行っており、エンジン内部もホンダの車と比べるとちょっとうーん、って感じの車なんですが、お金をかければ最高の車に蘇ります。
興味があれば、カーセンサー等の一括査定で今の所有している車を売却してから、状態が良いユーノス・ロードスターの中古車を探して早めに購入しておいたほうがよく、後々時間が立つほど状態が良いユーノス・ロードスターの中古車は値上がりしますね。
ユーノス・ロードスターのチューニングに強い専門店では、長年のノウハウを持っていて、マツダよりも高い技術でリフレッシュサービスを行えるショップもありますが、逆に詐欺まがいの素人レベルのショップもありますので、ショップ選びは大変重要です。