現在は新型コロナの影響で、日本全国で大変な状態になっていますが、既に日本列島全体が梅雨のシーズンに突入しており、コロナの対策で忘れられている、ここ数年間毎年のように日本国内で発生している、大規模な水害について考えておく必要があります。
大雨で街全体が水没するような状態になると、駐車場の車もタダでは済みませんし、車が流されてしまったり、完全に水没してしまい、一般車両保険に加入していなかった為、泣きながら愛車を廃車にした人も多く、笑い事では済まないシーズンの到来です。
そこで、大切な愛車を水害から守る為に、事前に安全な駐車場に車を保管するようにする必要がありますので、万が一、水没する可能性がある住宅に住まざるおえない場合は、水没することを全体に、一般車両保険に加入して、もしもの時に備えておきます。
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今後の大雨災害に備えて駐車場の見直し?車両保険?
大雨警報が出て、日本政府がかつて無い程の水害に発展する可能性があると発表した場合、ここ数年で言えば、本当に悲惨な程の水害になっていて、駐車場の車が全て水没して廃車になったり、映像でみているだけでも悲惨な状態ですから、心が痛みます。
もう、過去に安全だったとか、水没しなかったとか、そういった過去の安全性が通用しなくなっていますし、車で避難所に移動している際に、迫りくる濁流で流されてしまった人もいますから、事前に安全な駐車場を確保するか、車両保険に加入するかです。
一番良いのは、堤防が決壊したりするような可能性がある住宅であれば、もっと安全な場所に引っ越して、安全な駐車場を確保しておくこと、それが出来ないのであれば、車両保険に加入して、万が一車が水没した場合、保険金で再度、車を購入できます。
大雨で水没した愛車は車両保険で修理できるの?
車両保険に加入していれば、どんな大雨で車が水没しても修理できるから安心?と考えている人もいるのですが、これは間違っていて、基本的に水没した愛車は保険会社から全損扱いとして扱われますので、修理対応ではなく新しく車を買い直す事になります。
なぜ?そうなるのか?と言えば、水没した車を修理するとなると、新車を購入するよりも多額の修理代が必要になる事が殆どなので、水没車=全損扱いにして、車両保険を満額支払い、後は保険契約者でその保険金をどうするか?を決めてくださいになります。
別に水没の被害を伝えて、保険金を保険会社から受け取り、水没した車両を修理してなんとか復活させることも可能ですが、全損分以上の保険金を受け取ることは出来ず、それ以上の修理代は全て自己負担になることから、殆どの人が車を新しく買い直します。
大切な愛車を水害から守るには鉄壁の駐車場が必須。
水害で水没した車ですが、エンジンや電装系が完全に駄目になっていますし、ハーネスも全滅ですし、更には内装やシートなども凄まじい悪臭がついてしまい、早い話がボディー以外は殆どが修理交換対象になりますので、これを修理で治すと大金が必要です。
それを考えると車両保険では、愛車を守れるのではなく、全損扱いになった愛車を廃車にして保険会社から入金された保険金で新しく車を購入する流れになりますから、車種ではなく、自分の愛車そのものが大切な人であれば、この方法は適切ではありません。
このことから、大切な代わりなき愛車そのものをここ近年の異常な大雨の水害から守るには、鉄壁の駐車場を確保しておき、そこに車を保管することにより、大雨の水害から守る以外にはありませんので、事前に水害の対象にならない安全な土地柄を選びます。