車のエンジンを掛けた際にはエンジンの回転数が高くなっていて、また若干不安定な状態でエンジンが回っていることが多く、5分位アイドリング待機をしているとその頃には回転数が落ち着いて、水温も常温になっていますので、車が温まっている状態です。
車が温まっている状態になるとアクセルを踏んでも急ブレーキを踏んでも問題ありませんが、エンジンをかけたばかりでまだ水温が温まっていない状態ではアクセルを踏まないようにとか、急な運転をしないようと言った話がありますので気になる話です。
ですから、古くからエンジンをかけた際にはアイドリングを5分位行ってエンジンと水温が温まってから車の運転をしたほうが良いって話もありますから、毎回エンジンを掛けてその場で5分位アイドリングをしている人も古い車に乗っている人は多いですね。
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車のエンジン始動時のアイドリングは毎回必ず行うべき?
車のエンジンを掛けた際に、その場で5分位アイドリングを行った方が良いのか?、それともすぐに発進をして普通に運転をしてもよいのか?と言えば、当然車のエンジンが温まるまでアイドリングを行った方が良いのですが、普通は中々それが出来ません。
ですから、エンジンを掛けてそのまま普通に発進をしてもよいですし、その場でアイドリングを行って5分位経過してからアイドリングが安定して水温が上がった頃に発進をしてもよいのですが、これは車以前に保管場所の環境に依存する事が多いのですね。
例えば、都心の立体駐車場ではエンジンを掛けたらすぐにその場を出ないといけませんし、アイドリングが禁止されている駐車場も多いので、その場で5分間もアイドリングをすることはできにくいので、やるかやらないかは個人の判断で良いと思います。
車のエンジンをかけてすぐに運転をする場合はゆっくり運転。
車が停車した状態からエンジンをかけ、アイドリングを全くしない状態でそのまま運転をする場合はいきなりアクセル全開をするのは止めておき、エンジンが温まって水温が安定する頃になるまでは安全運転をしていれば、数分後にはエンジンが温まります。
その後は、全開走行をしても問題がありませんので、高速道路などでも問題はありませんし、駐車場から車を出していきなりアクセルを全開にする人も殆どいないでしょうから、車のアイドリングは特に必要ではなくて、自然に運転中に行えば良い感じですね。
ただし、超軽量のフライホイールを取り付けている車や、VPRO等でセッティングをしているフルチューンが施されているスポーツカーなどは、毎回アイドリングをしながらエンジンの調子を確認することも多いので、ノーマルの車の場合の話になります。
余裕があるならエンジン始動時のアイドリングをした方が良い理由。
車のエンジンを始動した際に環境的に可能であれば5分ほどアイドリングをすると、それによるメリットもありますので、余裕がある人はすぐに車を動かさずにアイドリングをして水温が上がり、タコメーターが850回転前後に落ち着くまで様子を見ましょう。
別にエンジンをかけてすぐに発進をして運転をしても、車が壊れるとかエンジンの調子が悪くなるとかではありませんが、アイドリングを5分位していると、エンジンの調子をその場で判断することが出来ますので、特に旧車に乗っている人にはお勧めです。
車が停車している状況からエンジンを掛けると、特に古い車やチューニングを施したスポーツカーなどは不安定な状態でゴゴゴって感じでエンジンが暴れている事が多いのですが、その際にマフラーから水滴が出ているかどうかを見れば調子が確認できます。
調子が良い車の場合、エンジンが冷えている状態にエンジンを掛けると、数分後には大量の水が飛び散り始めますので、それでエンジンの調子が良い事が確認できますので、エンジンを掛けた際のアイドリングをしたほうが良いって話は間違ってはいません。
駐車場の環境や法令などの関係もありますので、もし、駐車場で車のエンジンを始動した際のアイドリングが5分ほど可能な場合は、そのアイドリング待機時間内にマフラーから水滴が出ているかどうかを確認すれば、エンジンの調子が分かるので便利ですね。