ここ最近の、日本国内での平成初期に発売されたスポーツカーの盗難被害は増加の一途を辿っており、その際に盗難被害にあったスポーツカーの殆どが青空駐車場で保管している状態です。地下駐車場とかガレージ保管で盗難されたって事例は全然聞きません。
全世界規模で、日本のかつて発売された80スープラとかRX7、R32GT-R等の中古車相場が異常な程に値上がりしていることや、これらの車のオーナーは購入した時の感覚で防犯意識も低いことから、徹底して窃盗犯に狙われているようで、被害が甚大ですね。
本来は、国会議員が動き、警察と連動して、自動車窃盗対策を行わないといけないはずなんですけど、そんな事をしても国会議員には利権にならないので、全然やりませんし、警察もまともに捜査もしてくれず、犯人が逮捕されても車の件は民事での対応。
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愛車の盗難対策!安全なホテル駐車場の検討もアリ?
盗難被害が多い車でも最近、発売されたレクサスとかランドクルーザー等の車であれば、もしものために車両保険に加入できて、盗難被害に遭遇した場合、満額の車両保険が支払われます。しかし、80スープラ、RX7等は車両保険に加入することが無理です。
ですから、車上荒らしや車両盗難の被害に遭遇した場合、その損害は全てオーナーが負担しないといけなくなるという非合理な状態になっています。本来なら犯人が逮捕された場合、その犯人が負担する責任を負うのですが、支払い能力がないのが常識です。
更に自動車窃盗を繰り返す犯人は、仮に支払い能力があっても賠償する気などまったくなく、警察は民事不介入を主張して、被害者が裁判を起こして自分で犯人の財産を調べて差し押さえをしないといけないので、その負担はあまりにも大きく、泣き寝入り。
安全な駐車場が付近にない場合はホテルと相談?
愛車を盗難被害から防ぐには、もはや、保管場所を安全な場所に変更するしかなく、仮に窃盗団が盗むのを諦めるような対策を行っていても、ドアが破壊されたり、車が壊されるのは確実なので、その修理代を負担することになります。あまりにも理不尽です。
自動車盗難のニュースを見ても、80スープラ、RX7、R32GT-R等が盗まれた事件の殆ど全てが、平置きの青空駐車場に保管しており、車体カバーをかけていても簡単に盗まれてしまっています。ですから、今後、全てのスポーツカーが盗難の対象になるかも?
これからは、これまで盗難被害の対象にならなかった、平成初期に発売されたシルビア、ロードスター等のスポーツカーであっても保管場所が重要になる時代になるかもしれません。しかし、保管場所がない!となると、最後の希望としてホテルですね。
ホテルの駐車場は想像以上に広く月極もOK?
日本だと、現在は先進国ではなくなり、経済大国でもなくなり、治安も悪化の一途を辿っていますが、世界的に見ればいまでも比較的に安全な国です。ですから、日本中何処にいってもホテルが営業していますので、このホテルの駐車場を狙っていきましょう。
実はホテルでは、かなり広めの駐車場を確保している事が多いのですが、常に満車になるってことは無いこともあり、駐車場を月極で貸し出しているホテルも多数あります。また、ホテルの敷地内の駐車場は比較的安全な事も多く、保管場所としては最適?
都内のホテルでは、地下駐車場を月極で貸し出しており、高そうな車が軒並み保管されていることもよくあります。それなりのホテルでは、エントランス付近に24時間常に人がいるのと、セキュリティがしっかりしていて、窃盗団は中に入ることも無理です。
田舎のホテルでは、そこまでのコストを掛けた運営をしていないかもしれませんし、夜になると人目につかない駐車場もあるかもしれません。ただ、単純な青空駐車場と比較すると、窃盗団が狙いにくいでしょうから、一度、ホテルの駐車場の検討もアリです。