安いからと中古のロードスターを購入すると大変?

日本の中古国産スポーツカーの相場が急激に上昇をしていて、NSX-RやR32GT-R等は既に中古のフェラーリよりも高くなってしまっているケースも有り、購入するなら今しか無いって感じなんですが、これには複数の要因が絡んでいてどうにもなりません。

特にスポーツカーといえば、自分好みにカスタマイズするってのが定番だったんですが、最近、日本の自動車メーカーから発売される新車はそれが相当なお金をかけてナンバーを切る覚悟でないと出来ない仕組みになっていて、更には法律での締め付けです。

そこで、規制から外れていて自分好みにカスタマイズ出来る、平成初期前後に発売された中古のスポーツカーが人気なんですが、何故か新車の時よりも高額なプライスタグを付けられている中古車が増えてきていて、最近の新車を買うよりもお金が必要です。

 

 

目次

安いからと中古のロードスターを購入すると大変?

 

R32GT-Rが以前から欲しかったので中古で安く買おうと思ったら、なんと1000万円位のプライスタグがついていた、なんて話もありえますので、だったらRX7の最終型ならどうか?と思ってみてみると、400万円とか500万円で中古車が売られている現状。

異常とも思える、国産スポーツカーの中古相場の上昇なんですが、その中でもマツダが発売していたユーノス・ロードスターNA、マツダ・ロードスターNBの中古車は他よりもかなり安く流通しているので、デザインも可愛いしこれを買おうかと思う訳ですね。

しかし、実際に中古車のロードスター(NA、NB)を購入してしまうと、実はかなりお金がかかる車であることが分かりますし、自動車税もかつては39800円位だったのに、今ではそのうち50000円を超えそうな勢いで値上げされてしまっているのが現状です。

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中古のロードスターは何故お金がかかるのか?

 

以前は、中古で10万円、20万円位で投げ売りされていたユーノス・ロードスター、マツダ・ロードスターの中古車ですが、NCってRX8のボディーを流用している3ナンバーの大型ロードスター以降は人気が元々なく、チューニングをするのが難しいのです。

更にはNCはデザインがダサい、運転した感じがセダンと変わらないとか、見た目や性能面でも不満が多く既存のロードスターオーナーにとっては大不評だったので、今でも中古車ならリトラクタブルのNA、同じボディーを流用した丸めのNBが大人気です。

既に発売から20年以上経過している旧車になってしまっているので、自動車税の大幅な値上げもあり、今後更に自動車税が値上げされる可能性が高いこともあるんですが、一番の問題は、純正部品が相当数廃盤になっていて修理が難しい理由があります。

 

 

プロショップに相談をするをワンオフ対応をしてくれます。

 

既に純正部品の多くが廃盤になっていて、ロードスター特有の窓が開閉しないとか、ドアが開かなくなる故障が発生しても、純正部品が既に廃盤なので、専門技術があるプロショップに相談をしてワンオフでパーツの制作及び修理を依頼するしかありません。

その結果、修理費用が大幅に高くなることも多く、中古パーツを探したり、他の車種のパーツを流用するなどの方法もありますけど、既に20年以上経過している中古車ですから、あちこちで不具合が発生することも多く、エンジン周りも当然そうなります。

その結果、中古でロードスターを安く入手しても、エンジンをフルオーバーホールしたり、ミッション周り、足回りの全交換をしたり、いろいろとリフレッシュ的な作業をしていると、結局想定を超える予算が必要になることもありますので、注意しましょう。

購入前には、ロードスターに詳しい専門店に相談をするのをお勧めします。


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