日本の自動車メーカーが発売している車は世界的に見ても故障率が大変少ないので、トラブルが発生することは滅多にありませんが、長期間において車の運転をしていると突然のパンクやガス欠などで道路上で緊急停止をしないといけなくなることがあります。
パンクについては道路上に釘などが落ちていて、それを踏んでしまって気がつかない状態で少しずつタイヤが劣化するなどの場合もありますし、パンクについては自動車メーカーの責任ではありませんので、不慮の事故のような扱いになります。
ただ、ガス欠については完全にドライバーの責任になりますので、単純に普段からガソリンを満タンにしておけばよいだけなんですけど、私も一度だけガス欠で車が道路上で停止してしまった事がありますが、田舎の道路はガソリンスタンド状況が厳しいです。
田舎の道路を深夜の時間帯に走行している場合は、ガソリンスタンドがあっても早い段階で営業を終了していることが結構多いので、途中でガソリンを補給すればよいではなくて、最初からガソリンスタンドそのものがないと思って運転をするのがお勧めです。
高速道路上で車を停止させる場合は三角停止表示板が必要です。
一般道路を運転している場合は、別に問題があればそのへんの路側帯などに車を寄せてハザードをつけて他の車の通行のじゃまにならない状態であれば、それ程問題になることがありませんが、高速道路で車を停止させないといけない場合は話が別です。
高速道路はその名の通り、信号もなく車が時速100キロ前後で移動している道路になりますので、目の前に障害物があり、それに気がついて急ブレーキを踏んでも簡単には車が停止出来ないこともあり、一度でも事故が発生すると多大なる損害が出てきます。
その為、法律で高速道路を運転していて、仕方なく車を路側帯などに停車しないといけない場合は、三角停止表示板を車の後方に設置しないといけなくなっており、これを怠ると免許の点数が1点加算されて反則金6000円を支払わないといけません。
実際の問題としては、免許の点数や反則金よりも、高速道路で車を道路上に停車させると、速度が出ている車に追突をされてしまう可能性が大変高くなりますので、そうなってしまうと免許の点数や反則金がどうこうではなくなってしまいます。
夜間の高速道路は速度超過で走行している車が大変多い現実。
実際に、高速道路を車で運転しているとよく分かるんですけど、殆ど他の車が走行していない区間や深夜の時間帯になると時速100キロを遥かに超える速度で運転している車が沢山走っており、逆に法定速度内で運転をしている車のほうが珍しい位です。
これも、日本の道路交通法と実際の道路の運用状態が大きく異る事が原因なんでしょうけど、時速100キロを遥かに超えて運転している車の場合は、パンクやガス欠で路側帯に停車している車に気がつく前に、そのまま衝突してしまう恐れが高くなります。
その為、後続の車に自分の車が停車していることを強くアピールするために、法律以前に自分のいのちを守るために、三角停止表示板を設置して、自分の車がそこに停車していることを伝えないといけませんので、必ず車に搭載しておくべきなのです。
ただし、高速道路を運転していても、車のトランクに三角停止表示板を積んでいないと違法になるわけではありませんので、絶対に高速道路を運転中にパーキングやサービスエリア以外では停車しない自信のある人であれば、三角停止表示板はいりません。
日常的に車のトランクに入れておくともしもの際に大変便利です。
三角停止表示板はベンツなどの外車であればトランクを開けるとトランクの裏側に最初からそれがついていることもありますけど、国産車の場合は普通は三角停止表示板は最初から付いていませんので、別途で追加購入をする必要があります。
ただ、価格も1000円前後とそれほど高いものではありませんし、折りたたむとコンパクトにまとまり車のトランクに入れておいても邪魔になることもありませんので、事前に購入をしておき、使わなくてもトランクに入れておくともしもの時に便利です。