どのような車であっても、運転席の周辺にはシガーソケットと呼ばれているタバコのマークが付いた変な取り外しのボタンのような装置が必ずついているので、知らない人だとコレが一体何かを分からない人もいるかと思います。
このシガーソケットというのは、必ずタバコのマークがついているのを見れば分かる通り、この取り外しのボタンを使ってタバコの火をつける為の装置であり、恐らくは相当古い昭和の時代の車から伝統的に装備されているのではないでしょうか?
使い方としては、シガーソケットを押してからしばらくすると、タバコのマークが付いた取り外しのボタンが熱を持ちますので、それをタバコに押し付けて火をつけると言ったとてもシンプルな構造になっています。
この、シガーソケットが何故必ず車についているのかはよく分かりませんし、タバコを吸わない人にとっては、全く無用の長物のように思えるかもしれませんけど、実はこのシガーソケットは色々と電源を取ることができる万能の装置なのです。
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タバコを吸わない人でもシガーソケットを便利に使う方法。
シガーソケットを便利に使う方法で真っ先に出てくるのは、ドライブレコーダーをこのシガーソケットに接続して電源を取る方法であり、車のエンジンを稼働している間、常に動作し続けるドライブレコーダーとシガーソケットはとても相性が良いのです。
その為、ドライブレコーダーを購入すると、必ずシガーソケットから電源を取るような仕組みになっていて、カーオーディオの裏辺りにある車の電源から直接電力を取るような配線は別売りで5000円位で売られていることが殆どになります。
よって、ドライブレコーダーを車に取り付ける場合、車や電装の専門技術がない人で自分で取り付けをする場合は、シガーソケットは絶対条件のような扱いになっています。
シガーソケットの電源は意外に幅広い電源として利用可能。
シガーソケットは通常は車に1個しかありませんので、それを分岐するようなケーブルやソケットなども沢山発売されていますから、シガーソケットからの電力を必要とするカーナビ、ドライブレコーダー、USB充電器等を複数接続することも出来ます。
ただし、シガーソケットの電源はお世辞にもコンパクトとはいえませんし、二股などの増設ケーブルなどを取り付けると車内が綺麗にまとまらないなどの状態になりますので、複数の電源がシガーソケットから必要な場合、車本体の電源から電力を取得したほうが良いこともあります。
ドライブレコーダーを使う人であれば、シガーソケットはドライブレコーダーの電源で埋まっているでしょうから、それ以上はもう使うこともありませんし、複数分岐できるアダプターなども車内がまとまらないのでお勧めできません。
タバコも吸わないドライブレコーダーも使わない人はどうすればいい?
車にドライブレコーダーを取り付けている人は、もうシガーソケットを使うことはないでしょうから、それっきりになりますけど、タバコも吸わないしドライブレコーダーも使わない人はどうすればいいのでしょうか?
その場合は、シガーソケットをUSBのアダプターにしておけば、最近は誰もが使っているスマートフォンやタブレット、携帯電話やデジタルカメラの充電をすることが出来ますので、かなりの頻度で利用できる便利なデバイスに変わります。
車の運転中は長時間に及ぶこともありますので、その間にスマートフォンの電源が切れてしまうこともよくあるのですけど、その際にはシガーソケットに装着をしたUSBアダプタから電源を取れば、簡単にスマートフォンの充電をすることが出来ます。
後は、LEDライトであったり、FMトランスミットであったり、それ程重要性がないシガーソケットの使い方もないわけではないのですけど、お勧めの使い方はドライブレコーダーの電源、USBアダプタの電源として利用することになります。
ぜひぜひ、使っていないシガーソケットがあれば有効利用してみて下さい。