運転免許を取り立ての初心者の方であれば、車を購入時に必ず加入するであろう任意自動車保険の契約内容を見て、なんだか意味がわからないのでどうしようと深く悩んでしまうかもしれませんので、必ず加入するべき保険の補償内容についてご説明します。
保険については、どのような保険であっても、大抵は初心者から見て大変わかりにくい契約内容になっている事が大半であり、それにもかかわらず、自動車保険の場合は保険料も安くありませんので、なんでこんなに高いのか?、最初は特に疑問に感じます。
私の場合もそうだったんですけど、初めて車を購入してから、保険の代理店に相談をして、任意自動車保険の見積もりを取ったら年間17万円位の保険料の見積もりが出されましたので、なんでこんなに高いのか?、安く出来ないのか?と考えました。
その結果、保険料は安くなったんですけど、それにより多大なる損害が出てしまった経験がありますので、初心者の人であれば、保険料の安さよりも補償内容を重視しておいたほうが良くて、その際にも余計な特約などを取っ払う等の契約がお得になります。
運転初心者が必ず契約するべき補償内容について。
自動車教習所を卒業したばかりで免許取りたての初心者が車を購入する際にはできれば運転練習用の中古車が良いのですけど、最初から本命の車が欲しい人であれば、新車や中古車に関わらず、いきなりある程度の価格帯の欲しい車を購入するはずです。
その場合の自動車保険の契約内容については、無条件で対人無制限、対物無制限、人身傷害無制限、一般車両保険に加入するべきであり、その他の特約やオプションは一切必要ありませんので、この4つの補償内容だけは徹底して加入しておきましょう。
私がかつての初心者の時に失敗してしまった内容としては、あまりの保険料の見積もりの高さに驚いてしまって、この基本の4つの補償内容をケチってしまったためであり、その為、対物無制限、一般車両保険を外してしまい、後々後悔をすることになります。
エコノミー車両保険であれば見た目上は安く見えるんですけど、自損事故には対応していませんし、車対車の事故でも相手が分からない場合は保険金が支払われないため、初心者にとってはあまりにデメリットが大きいので、必ず一般車両保険にしておきます。
また、対物に関しても1000万円位の金額なら大丈夫だろうと思う人も多いかもしれませんが、実際の交通事故になると1000万円の金額は簡単に超えてしまう事も少なくありませんので、一度それで痛い目を見た経験者としては無制限以外はありえません。
初心者は車を購入する前に保険の見積もりをしておくのがお勧め。
私が初心者だった頃、先にどうしても欲しい車を購入してしまった為、その車と初心者のノンフリート等級6等級から保険の契約が始まりましたので、どうしても保険料が割高になってしまった経緯がありましたんので、初心者の保険料は安くありません。
大凡で保険料だけでも15万円以上は初回に必要になると思っておいたほうが良くて、その予算が確保できない人であれば、最初の車は価格が安めの運転練習用の車を購入しておいたほうが良いので、車を購入する前に保険の相場を知っておくべきです。
コンパクトカーやセダンならそうでも何ですけど、スポーツカーや盗難の多い車を選んでしまった場合は、保険料がかなり高くなる事が普通ですし、最初は一般車両保険を外せない都合もあることを考えると、1年間は練習用の車を選んでも良い訳ですね。
その場合でしたら、使い捨ての車ですから、対人無制限、対物無制限、人身傷害無制限のみに加入しておけば良いので、初心者が契約した場合に、相当な割高になる要因の車両保険をつける必要性がありませんので、保険料を安くすることが出来ます。
最初にどうしても欲しいクルマを購入するのか、それとも練習用の車を購入するのかで、自動車保険の必須になる契約内容が若干変わってきますが、その違いは車両保険のみになりますので、それを考えて最初の車を購入するようにしましょう。