運転免許を取得したばかりの初心者の人であれば、最初は練習用の使い捨ての車を購入して運転の練習をしばらくしてから、本命の車を購入するのがお勧めになるんですけど、最初からどうしても欲しいクルマを購入する場合は一般車両保険が必須です。
何しろ、初心者の交通事故と言うのは、車を廃車にしてしまうような重大な交通事故に発展してしまう可能性が大変高く、その場合は運転ミスによる自損事故であることも少なくないため、車両保険に加入していないと購入した車の代金は支払われません。
これ、実際に自分で経験すれば分かりますけど、運転が慣れてきた頃に、自分の運転がうまいを勘違いしてしまい、そのまま自損事故で車を廃車にして病院に通うことになり、その後に一般車両でないので保険金は支払われませんでは、本当に凹みます。
ですから、免許取りたての初心者の人は、練習用の使い捨ての車でもない限り、必ず一般車両に加入するようにしておき、万が一の交通事故に備えておきましょう。
自損事故を絶対にしない自信がある人ならエコノミー車両保険を選択。
運転がある程度上手くなってくると、初心者の頃のように車の特性を全く理解していない運転をしたり、無謀な運転をするいこともなくなり、相手がいる交通事故なら別でしょうけど、自損事故で車を廃車にしてしまうような事故を起こす事は殆どありません。
ある程度運転に慣れてきていて、運転に自信のある人であれば、自損事故を起こす可能性が殆どなくなる訳ですから、そうなってくると果たして一般車両保険がほんとうに必要なのか?と感じることになる人も多いと思いますし、私もそうでした。
かつての初心者の頃に、保険料をケチってしまったが故に、エコノミー車両保険で痛い思いをした事がありますので、その後は一般の車両保険に加入をしてから、万全の体制で車の運転をするようになったのですが、やはり保険料の高さがネックでした。
ノンフリート等級が20等級でしたらまだ、かなりの割引があるのでしょうけど、当時の保険の等級は7等級でしたので、一般車両保険をつけてしまうと、かなりの金額の保険料になってしまっていたため、流石に毎年それでは困ることになった訳ですね。
それから暫く運転をしていると、もう運転の仕方も分かってきたので自損事故を起こすことはないだろうとのことで、そろそろ一般車両保険を外して保険料をコンパクトにしようと考え、自分の運転の自信と共に保険料の見直しを検討することになります。
運転に慣れてくるとエコノミー車両保険にしても何の問題もない。
人間ですから、絶対といった言葉はないのでしょうけど、初心者の頃とは違って、数万キロも運転をしていると、車の挙動や癖などにも詳しくなり、悪天候時の運転や無理な加速などをすることもなくなり、余程の事情がない限り自損事故は起こしません。
その為、ほぼ、自損事故を起こさない自信があるのであれば、一般車両保険に加入するメリットはありませんので、自己判断になるのでしょうけど、一旦保険契約の見直しお行い、そこでエコノミー車両保険に切り替えていくのが個人的には良いと感じました。
万が一の盗難に関してもエコノミー車両保険で対応できますし、対応できないのは相手がわからない交通事故や自損事故の場合のみですから、それを考えると自損事故を防げる自信がある人なら、エコノミー車両保険のメリットを十分に活かせます。
その後、エコノミー車両保険に切り替えてから、交通事故を起こしたことはありませんので、もしかしたら車両保険そのものがいらないかな?と思ってくることになるのでしょうけど、減価償却の金額次第では、車両保険を外す日もやってくるのでしょうね。
エコノミー車両保険に切り替えるのは自己責任ですけど、一般車両保険に加入している人は、現在の契約からエコノミー車両保険に切り替えると保険料がいくら位になるのかの確認を取ってみるのもよいかと思います。