ここ最近、インターネットを使って代理店を通さずに保険の販売をしているソニー損保等の企業が増えてきていますが、このタイプのインターネット通販型の任意自動車保険というのは一般的な三井住友海上などの任意自動車保険よりも保険料が安くなります。
逆に言えば、インターネット通販型の任意自動車保険のサービスを展開している保険で、代理店を通すよりも保険料が高くなる保険会社を一度も見たことがありませんからインターネット通販型の任意自動車保険というは必ずお値段がポイントになります。
任意自動車保険の保険料が安いと言うのは、常に掛け捨てで毎年発生する保険料に頭を抱えている人にとっては大変魅力的な話になるのですが、一体何故?、ソニー損保等の通販型の任意自動車保険は代理店経由よりも価格が安くなるのでしょうか?
リスク分散型で低リスクな契約者を厳選して選んでいるからです。
例えば、ソニー損保の公式サイトを見ればわかりますけど、ソニー損保の場合は、走行距離によって保険料が安くなる仕組みになっていて、年間走行距離が3000キロ以下の人、最大でも11000キロ以下の人の場合は、割引率に合わせて安くなります。
また、ゴールド免許でも保険料が安くなるなど、徹底したリスク分散型の任意自動車保険を展開しているため、事故をなるべく起こさない人を積極的に選ぶことにより、保険料を安くしていることや代理店を通さないため、更に保険料は安くなります。
とても単純な仕組みですけど、このリスク分散型というのはかなり重要であり、どのように運転が上手い人であっても走行距離が増えるに連れて巻き込み事故などが発生することもありますので、とにかく車を使わない人を呼び込んでいる感じです。
また、ノンフリート等級が20等級と高くて現在、他の会社の任意自動車保険に加入している人を積極的に勧誘しており、それにより事故率が低くて等級が高い人がよりソニー損保に集まりやすい環境を作ることで、出来る限り保険料を安くしています。
これは、極論で言えば、リスクが高い人は他の保険会社に任せておき、リスクがすくない人を積極的に集めているわけですから、これで保険料が他よりも高くなるのであれば、適正な価格であるとはいえませんので、常にソニー損保の保険料は安いのです。
ソニー損保のような通販型の任意自動車保険は誰でも安くなるわけではない?
ノンフリート等級が20等級で過去に保険を全く使ったことがなくて、年間走行距離が3000キロ位以下の人でしたら、かなりの確率で保険を使うような交通事故を起こすこともなくて、車が盗難被害にあってしまって車両保険を使う確率も低いので、ソニー損保が積極的に狙っている顧客層はこのあたりの人になります。
ただし、それとは反対で、ノンフリート等級が低い人、過去に何度も事故を起こしている人については、基本引受をしないか、割高な保険料になるでしょうから、ソニー損保のようなネット通販型の任意自動車保険は誰でも安くなるわけではありません。
確かめようと思っても既に試しようがないので、実際に試したことはないのですけど、免許取りたての20歳で車種がRX7FD3S等の場合、ソニー損保に任意自動車保険の契約の申込みをしても簡単には申請が通らないのではないかと思われます。
また、車両保険に関しても古い車の適用はかなり厳しくなっているようなので、古い車で希少価値があるような車に乗っている場合は、ソニー損保ではなくて、影響力の強い保険の代理店に相談をしたほうがより適切だと思われます。
現在ノンフリート等級が20等級であり、前年に交通事故を起こしたことがなく、ゴールド免許で、年間走行距離が3000キロ以下の人であれば、恐らく今の保険契約よりも保険料が安くなるでしょうから、一度見積もりを取ってみても良いでしょうね。
特にそのソニー損保が求めている契約者の条件を満たしていて、かつ新車を購入している方なら、多分、満足行く保険のプランが出てくるのではないでしょうか?