スポーツカーの自動車保険が高い理由と車種ごとの等級

見た目がかっこよくて、アクセルを踏むと気持ちよく加速する車といえば、ご存じスポーツカーになる訳ですが、スポーツカーは基本的に車両本体価格が高めになっている事が多くて、中古車でも車種によっては人気があるため、中々価格が安くなりません。

ホンダのNSX-RとかマツダのRX-7とか、日産のR32-GTRとか、平成初期のスポーツカーは今では大変な高額な価格で取引をされていることも多くて、新車販売時の価格を上回る価格設定がされているのをみて、驚くも少なからずいると思いますし本当に高い。

予算の厳しい人がスポーツカーを購入しようと思ったら、ある程度こなれている中古で多走行の車を購入することになる人も多いんですけど、国産車の場合は走行距離が10万キロを超えていてもメンテンスさえしっかりしていれば、特に問題になりません。

 

 

目次

ホンダのシビックTYPE-Rは15万キロ走行でも普通に流通している。

 

ホンダのシビックTYPE-Rでも走行距離が15万キロの中古車であれば、大凡の価格としては60万円前後で購入できますからかなり安くなるんですけど、この走行距離で未だに中古市場で60万円前後で流通している事自体が、かなり凄いことなんですよね。

普通のセダンやコンパクトカーであれば15万キロを超えている中古車自体を見ることが殆どありませんので、国産のスポーツカーの人気車種は本当に需要があることがよく分かる話ですし、最近の新車のスポーツカーは高すぎて普通は中々購入できません。

中古で予算に見合ったスポーツカーを購入するわけですが、インテグラTYPE-E等を比較的安く150万円前後で購入できたとして喜んでいたら、任意自動車保険の契約をする際に、驚くほどの見積金額を提示されてしまって、驚いてしまう事になります。

中古車なので保険料も安くなっていると思ったら、何故かとんでもない高い金額になっているので、そこで初めて驚く人が出てくるわけですが、スポーツカーの保険料は一体何故?、これほどまでに高額になるのでしょうか?

スポンサードリンク




 

 

スポーツカーの保険料が高い理由は交通事故と盗難の多さが原因。

 

ホンダのインテグラTYPE-R等はあまりの盗難の多さゆえに、車両保険の加入が難しくなることも多くて、保険料も相当高額になる傾向にありますし、日産のGT-R等も国産車としてはかなり高い保険料になることで有名です。

特にノンフリート等級が低い人であれば、毎月の保険料が数万円になってしまうことも少なくないくらいの保険料の高さなんですけど、この理由は一体なぜかと言えば、先程の盗難率の高さと交通事故の確率が高いため、車種によって保険料が変わるからです。

案外知らない人も多いと思うんですけど、自動車保険の保険料はノンフリート等級やゴールド免許などの割引だけで決まるのではなくて、保険の対象になる車に設定されている等級でも決まっていて、対人、対物、人身傷害、車両保険の項目があります。

 

 

実は自動車保険を契約する車種によって等級が決まっているのです。

 

この4つの項目の中では、等級が1から9まで設定されていて、1であるほど保険料の設定が安くて、9になると保険料の金額が高くなる設定になっているので、対人が9等級、対物が9等級、人身傷害が9等級、車両保険が9等級の車が最大値になります。

スポーツカーの場合は、特にインテグラTYPE-RやGT-R等はこの等級の値が殆どマックスの値になっていることが多いため、それにより保険料が一気に跳ね上がる要因になっている訳ですが、コンパクトカーのビッツなどは逆に等級が低いの安くなっています。

こちらの等級については、事故を起こして保険を使った人の確率で等級が設定されていますので、どうしても事故率が高い車、盗難率が高い車の保険料が高くなってしまう傾向がありますので、これを回避するには車を買い換えるしかありません。

もしくはノンフリート等級を20等級まで高くして、ゴールド免許を取得して、年齢制限、運転者の制限をしていれば、最大限まで保険料は安くなるのですが、車の車種に設定されている保険の等級に関してはどうにもなりませんので、あとは保険会社を変更して保険料を何とか安くする方法になる感じでしょうか?


カーセンサー.net簡単ネット査定





【無料】最大17社の自動車保険を一括見積もり



スポンサードリンク