炎天下の車内にスプレー缶放置で爆発|保険対応

以前、私の後輩の女性がスポーツカーに乗っていて、炎天下の中、その中に化粧品とか整髪料のスプレーなどを置いたまま車を離れていた際に、なんと車の中でスプレー缶が爆発が怒ってしまって、フロントガラスが粉々に割れてしまった事件がありました。

女性の方でしたら車の中にも化粧品とか整髪用のスプレーを保管している人も多いかとは思うんですが、何しろ、炎天下の車の中というのはそれは凄まじい高温になるため、絶対に整髪スプレーを置いたままにしてはいけない事を知らない人が多いようです。

特に日本の夏の暑さは半端ではありませんので、エアコンを最強でつけていても暑くてどうにもならない事もあるくらいですから、それで完全に車を閉め切ったままで、その場を離れると、車内の温度が急激に上昇して、引火性の高いスプレーは爆発や発火に危険がありますので、必ず手荷物に入れて持ち出しておいたほうが安心です。

 

 

大事故にならなかっただけまだマシだった事件。

 

この後輩の女性の車の中で整髪用のスプレーが爆破をしてフロントガラスが大破してしまった訳ですが、実際にはそのフロントガラスを突き破ってスプレー缶が飛び出している訳ですから、大事故にならないだけでも本当に不幸中の幸いと言えます。

万が一、海水浴場などの人が多い場所で同様の爆発事故が発生した場合、通行人の方に激突すればただではすみませんし、飛び跳ねたスプレー缶が他の車にぶつかっても責任を取らないといけなくなりますので、炎天下のスプレーは本当に危険なのです。

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なんでも、この時に、後輩の女性はダッシュボードの上にスプレー缶を幾つか放置した状態だったらしくて、それらが一斉に爆発をしてしまったら、どうなるかは考えるまでもない話ですけど、このような事故を知らない人だとわからないのも納得です。

なので、確かに車のフロントガラスは大破してしまって、もう交換するしかないのでしょうけど、人身事故にならなかった、他人を巻き込んだ物損事故にならなかっただけでも、良いとして、あとは車のフロントガラスを修理するだけになります。

 

 

フロントガラスを修理には保険を使うことができるのか?

 

後輩は、スプレー缶が高熱で爆発した後、フロントガラスを修理することになる訳ですが、この際に自動車保険を使う事はできるのでしょうか?

この場合、車両保険に入っていれば、保険を使って修理をする事は可能ですが、フロントガラスの修理代はそれほど高額な修理代でもなくて、任意保険の免責金額によっては自腹で修理したほうが良い事もあります。

免責金額というのは、5万円が免責であれば、その金額を超えた分だけ保険料で支払いますよと言った意味であり、衝突事故で車両が大破するなどと異なり、フロントガラスを修理するだけなら、免責を考えると自腹の方が良いと後輩は判断したようです。

結果的に、後輩は自腹で修理をしたようですが、このような状況になった際、唯一保険料が支払われるのが車両保険になるので、必要であれば、車両保険には加入しておくと良いでしょうね。


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