会社の駐車場にて強風で車に看板が激突|誰の責任?

地方にお住まいの方であれば、車で会社に通勤をする方も多いと思いますが、私の友人で以前、会社の駐車場に駐めてあった自分の車に対して、強風が吹いてしまって会社の看板が激突してしまい、その影響で車が大きく凹んでしまった人がいました。

この場合は車両保険に加入していれば、自分の保険を使って車の修理をすることができるのですが、車両保険を使うとノンフリート等級が下がってしまいますし、別に自分のせいで看板が落ちたわけではないので、どうしようかと迷っていました。

まさか、駐車場に止めてあった自分の車に会社の看板が吹き飛んできてぶつかるなどは想定していませんし、看板が落下しながら加速してぶつかっている以上、その際の被害はかなりのものがありますので、見た目のダメージもかなりのものがあります。

会社の駐車場に駐めていた自分の車に看板が衝突して大きく凹んでしまったのでどうしようかと会社の同僚達と話をしていた友人だったのですが、当然、そのような話は会社内に一斉に広まることになるのは、お約束といった感じでしょうか?

それを聞いた会社の専務がやってきて、ウチの看板が激突して車が凹んでしまった分は会社が修理代を払うので、車両保険などは使わなくても良いので、車の修理をしておいてくださいとのことだったのであっさりこの問題は解決することになります。

 

 

看板などが強風で吹き飛んで車が破損した場合は誰の責任?

 

知らない人もいるかもしれませんが、会社内の駐車場に車を止めておいた場合に発生した事故など、当て逃げなどは会社側が責任を取る必要はないことが多いのですが、看板が強風で吹き飛ばされた場合は、普通はその看板の設置者が責任を取るのが普通です。

不可抗力的な大地震とか大災害の場合は別でしょうけど、周囲の看板は無事なのに、特定の看板のみが破損するなどの場合は、絶対ではありませんが、その看板を設置している企業の責任を問われることも多いですから、大抵は企業側が対応してくれます。

ただ、ブラック企業と呼ばれているような会社に勤めている人の場合は、友人の会社のように専務が全て対応してくれる状況にならないかもしれませんので、その際には保険会社に連絡をしてからどうしたら良いのかを相談するのが良いかと思います。

その後、友人は看板がぶつかって大きく凹んだ車の修理を行ったのですが、かなりの修理代がかかってしまったといっていましたので、それを会社が負担してくれない場合や車両保険に加入していない場合、すべて自腹になることを考えると、大変です。

 

 

もしもの時を考えると車両保険には加入しておいたほうが無難です。

 

台風などの強風の際には、色々なものが飛んできたりひっくり返ったりしてきて、駐車場に止めてある車に物がぶつかったりすることも少なくありませんので、その際には誰の所有物なのか分からない物がぶつかってきた場合は、自腹で修理になります。

また、河川が反乱して床上浸水が発生するなどの状態になった場合、車を安全な場所に移動させることは中々出来ませんから、その車を放棄して自分の身を守るために安全な場所に移動しないといけなくなるため、その場合は車両保険が最大限利用できます。

それを考えると、災害時の車の不可抗力的な被害にあった場合、高額な修理代が発生するか、廃車になるなどもよくあるわけですから、車を保管している場所がこれまで水害や風害などに遭遇しているかどうかを事前にチェックするのもありだといえます。

今回の友人のような駐車場に保管している際に看板が強風で吹き飛ばされて飛んできたような場合、一般車両保険、エコノミー車両保険の両方とも適用されますから、一般車両保険は高すぎる・・・と思った方はエコノミー車両保険に加入しておくと良い感じでしょうか?


カーセンサー.net簡単ネット査定





【無料】最大17社の自動車保険を一括見積もり



スポンサードリンク